知られざる中世ヨーロッパのお城の生活とは

中世時代のヨーロッパでは、お城は王族や貴族が暮らす最も強固な領域でした。たくさんのお城が今でも残っていますが、当時は周りの地域を守りコントロールするための防御策として機能していました。お城の中の生活は、映画の中で見たり小説で読んだりしたことがある方はたくさんいると思いますが、実際にお城に住んだことがある方はほとんどいないでしょうか?今回は、そんな中世のお城での暮らしを存分に見ていきましょう。

人で溢れかえっていたお城

「お城」というと、多くの人は王様や貴族を思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、お城の中に暮らす人たちの殆どはこういった貴族階級の人達ではありませんでした。

People in a banquet hall
English Heritage/Heritage Images/Getty Images
English Heritage/Heritage Images/Getty Images

お城の君主だけでなくその家族全員が暮らしていたため、兵士を配置して多数の使用人で管理する必要があります。お城は言わば小さな村でした。言うまでもなく、お城の君主たちはたくさんの家族や家来を引き連れていたのです。