日本でも開催予定、世界最強のイベント・バーニングマンの異様な光景とは

1986年、サンフランシスコの誰もいないビーチで、友達数人が集まり、夏を喜び祝ったことから始まった、バーニングマン(Burning Man)フェスティバルは、今では、神秘的な意味合いを持つ世界最強のイベントとして発展しています。日本でも近年注目されているこのイベントは、砂漠ではないですが、群馬県の嬬恋牧場で、10月に開催予定です。

人、音楽、アート、政治などの、融合コミュニティーによって成り立つこのイベントは、来場者を非日常へと誘い、他にはない不思議な世界へ引き込みます。それでは、世界最強のイベント、本場バーニングマンの不思議な写真をいくつかご紹介しましょう。

旅の始まり

burning man man walking
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr

ある時、ラリー・ハーベイとジェリー・ジェームズが材木を組み合わせて作った像を、ビーチで燃やしていた時、ブラックロック砂漠として知られる乾湖では、別のイベントが行われていました。この砂漠でのイベントでは、ケビン・エバンスとジョン・ローが、パフォーマンスアートを行っており、銅像燃やしていくことをテーマにしていました。

しかし、双方のやってたことに許可が下りなくなり、どちら側にもトラブルが発生した後、2つのグループは、一緒になってブラックロック砂漠を舞台に、イベントを運営することを決めました。最初の数回のイベントは、景観を守ることに注力し、2つのルールを設けました。それは、銃と他人への干渉を禁止することです。

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理念

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burning man man wood
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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バーニングマンでは、反資本主義を基本理念としており、参加者は、お金を使わずに、他人への「ギフト」(物々交換)に頼るように促しています。この理念によって、フェスティバル全体に暖かいフレンドリーな雰囲気を作り出し、人々がものやサービスをお互いに惜しみなく提供することが出来ています。

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バーニングマンでは、燃やした人の銅像の周りに人が集まります。銅像が燃やされるのは、イベント中の土曜日です。イベントの間、参加者は、『跡は何も残さない』、『本来のあなたを表現する』、『隣人と協力する』などの理念を尊重するように促進されています。

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光が必要ですか?キャンプごとに役割

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lamp carriers at burning man
Photo Credit: Hector Mata / AFP / Getty Images
Photo Credit: Hector Mata / AFP / Getty Images
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バーニングマンは、砂漠で生き残る精神の持ち主のボランティアと参加者の上に成り立っており、お金と引き換えにサービスを提供するような資本主義的考えは好ましくないとされています。フェスティバルの準備や引き上げは、すべて参加者自身によって行われます。個々に役割を持ったキャンプが存在するのです。

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写真でご覧いただいているのは、「ファイア・コンクラーヴェ」キャンプのメンバーです。彼らは、ブラック・ロック・シティに光をともす役割を担っています。これらの参加者の他にも、片付け担当のメンバーも存在します。片付けキャンプのメンバーは、MOOPと書かれたバッグを提げて、フェスティバルが終わった後に残されたゴミを拾います。

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アートがすべて

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burning man arts sculptures
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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バーニングマンでの芸術作品は、実物大より大きい作りになっています。バーニングマンは元々パフォーマンスアートを中心として始まりましたが、すぐに参加者が触れたり登ったりできるインタラクティブなアートに変わっていきました。多くのキャンプでは、自分達のミニチュア版の人形や銅像のショー、パフォーマンスを行っています。

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写真でご覧いただいている巨大な2つのマリオネットは、ブラックロックシティで踏みならされた砂の上に並べられているたくさんの彫刻のほんの一部です。アート作品には、夜になると光がともされ、参加者が夜間に誤って自転車で突っ込んでいかないようにする合図としても機能しています。

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自転車:移動手段

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connection station bench
Photo Credit: Tom Stahl / Flickr
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バーニングマンの期間中、参加者の安全のため、車の運転は禁止されています。そのため、人々は自転車または徒歩で移動します。しかし、緊急事態の際のサービス車両、ミュータント車両は例外です。ミュータント車両に関しては、次のスライドをご覧ください。

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ゴルフカート、スクーター、ATV、バイクなどは、バーニングマンでは禁止されています。そのため、参加するなら、座り心地の良い自転車や品質の高い靴にお金をかけてください。バーニングマンを楽しむためには移動手段は必須です。

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ミュータント車両とは、巨大フロート車

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scrubbing bubbles vehicle
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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ミュータント車両とは、元々の形とは似ても似つかないまでに改造を施した、「プラーヤ(乾燥平野)」の景色からは浮いているようにも見える電動の創作品です。一から作っても良いですし、別の車両を変形させても構いません。あなたの古いポンティアック・グランダムを、ミュータントな海賊船に変えてみませんか?

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この「スクラビングバブルバス」のように、ミュータント車両は自動車管理局からの認定を受けて、またブラック・ロック・シティの運転ルールに従わなくてはいけません。「ミュータント車両の認定」なんて、自動車管理局からしたらおもしろい仕事ですよね。

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「バーナー」とは?

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mutant vehicle driving people waving burning man
Photo Credit:John Horsley / Photoshot / Getty Images
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バーニングマンに足を踏み入れると、あなたは正式に「バーナー(バーニングマンへの参加者の名称)」になります。初参加の場合は、砂の上にひかれた線を踏み越えて、土の上で転がりまわり、この特別な日を記念して「私はもうヴァージン(未経験者)ではない」と、空に向かって叫ばなくてはいけません。心配はご無用です。これは、初参加者であれば誰もが行うことです。

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バーニングマンというイベントはコストがかかるため、バーナー(参加者)は比較的裕福な人達です。メインのチケットは1枚425ドル、車両パスは各100ドル、それから、キャンピング用品、フライト、バスなどの費用も掛かります。そう、見た目とは裏腹に、バーナーはそこそこのお金持ちというわけです。

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生き残りの準備は良いですか?

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belly dancer on stilts burning man
Photo Credi: Mike Nelson / AFP / Getty Images
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参加者一人一人が、自分の安全、他人の安全、環境の責任を持つようにするように、バーニングマンでは参加者が従うべき独自のルールがあります。イベント中に携帯電話でこれを読むことは禁止です。

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バーニングマンでは、車両や飛び入り用のキャンプも提供しています。飛び入りは多少お安いですが、イベントの体験方法としてはあまり人気がありません。砂漠の真ん中で、背負って用具を運搬する役割が課され、それは決して簡単ではないためです。

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毎年のテーマ

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burning man bikes
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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ハロウィーン好きにとって、バーニングマンのイベントは、10月より前に開催される最高の1週間仮装イベントです。自分たち自身のテーマやドレスコードを持ったキャンプやグループも存在するものの、フェスティバル全体としてのテーマも毎年あります。

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1995年のテーマは「善と悪」、2019年は「メタモルフォーゼ」です。過去のおもしろいテーマは、1999年の「漠然とした生き物」と2007年の「グリーンマン」です。どちらも意味はなんとなく分かりますが、独自の工夫が必要な曖昧さのあるテーマでした。

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一時的な町、ブラックロックシティ

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burning man house in desert
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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ブラックロック砂漠のブラック・ロック・シティは、バーニングマンのために建てられる一時的な町です。参加者とボランティアがその基本理念に従って助け合うことで成り立っています。

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ブラック・ロック・シティは、企業やブランド会社、マーケターが行くことを許されていません。しかし、近年、多くの参加者達がインフルエンサーなどに対する懸念を見せています。インフルエンサーが参加して、フェスティバルの写真を撮って、自分達のフォロワーや収入を増やすのに利用するのではないかと心配しているのです。 これこそ、まさにバーニングマンの理念に反することです。

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テクノロジーは、ほぼなし

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woman and aliens lying in front of a tv
Photo Credit: Mike Nelson / AFP / Getty Images
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バーニングマンの理念の一つが、「即時性」です。つまりこれは、「今という瞬間を生きる」ということを意味します。近代化した常にネットでつながっている世界の中では、「今という瞬間を生きる」ということがなかなか難しいですよね。常にメールをチェックしたくなってしまうのが人間の性。バーニングマンというイベントは、「メールばかり見てないの」と叱ってくれる、母親のような存在です。

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ここで目にするテレビやテクノロジーは、すべてアート作品の一部です。携帯電話を持っていったとしても、誰かがそれを没収するということはありません。ただ、たくさんのイベントが起こっていることを考えれば、メールを確認する時間も惜しいですよね?

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医療手当も受けられる

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bee for burning man looking cool
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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バーニングマン中に誰かがケガをして、病院に閉じ込められてしまったら、せっかくのイベントも楽しくないですよね。バーニングマン中は、「ブラックロック・レンジャー」というボランティアによって町がパトロールされており、埃っぽい砂漠で生き延びるため、参加者の安全を守っています。

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よく見られる問題が、「プラーヤフット」という症状です。これは、裸足でアルカリ性の砂漠を歩いていることでおこる化学熱傷。そのため、流行りのグラディエーターサンダルではなく、ブーツを着用することをおすすめしています。

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ブラックロックシティ独自の郵便局

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elvis with a blue face smirking at camera
Photo Credit: Mike Nelson / AFP / Getty Images
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「即時性」の理念を尊重して、1週間自分の電源をしっかりオフにできることは良いですが、バーニングマンでは外の世界と交流する必要がある場合にも理解を示してくれます。そのため、一般の町のように郵便局が存在します。

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この郵便局は、少し普通と違います。もしかしたら、建物の外で顔を青くぬったエスビスに遭遇できるかもしれません。こちらの郵便局では、ティーパーティー、アートづくり、住民・パスポート登録、メール送信などが、行われています。ご自身の町にも、こんな場所があったら面白いですよね?

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ミュージックシーン

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burning man record player art
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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類似のアートや文化のフェスとは異なり、バーニングマンではミュージシャンを呼んだり、事前にスケジュールを発表したりはしません。すべての音楽は各キャンプによって演奏・再生されています。また、誰でも入っていける「ディープ・パタヤ・ミュージック・ゾーン」というエリアが存在します。

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エレクトロニックミュージックとレイブ文化が主流のバーニングマンの音楽。ディープ・パタヤ・ミュージック・ゾーンでは、様々な音楽を楽しむことができ、バーナーたちが楽しめるように、DJがエレクトロニックダンスミュージックを流しています。

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億万長者だって、バーナーになれる

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mutant tank vehicle driving burning man
Photo Credit: John Horsley / Photoshot / Getty Images
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すでにお話ししたように、バーナー達はそこそこの金持ち(小金持ち)です。しかし、とっておきのへそくり以上の予算がある参加者もいます。ビリオネア、CEO、セレブなども、豪華なキャンプを楽しもうと、参加するようです。

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彼らは豪華なキャンプカーとテントをつなげて、お手伝いを雇い、フェスティバルの精神には、あまり即してはいないことで知られています。これらの金持ち達が特に問題になったのが、2017年。グーグルに勤務する人たちが、夕食としてキャンプ場にロブスターを注文したのです。配達の人も、良くここまで届けに来てくれましたよね。

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完璧とは言えない彼らの環境主義

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bruning man fire
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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バーニングマンは「ゴミゼロ理念」を掲げていますが、完璧ではありません。自分達のゴミを片付けて、汚れた水をきれいにしてはいるものの、カーボンフットプリント(炭素の足跡)は、よくありません。これは、バーニングマンで使用される炎が原因です。

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バーニングマンを燃やすことで、かなりの二酸化炭素が空気中に排出されます。車両の移動の際に排出される二酸化炭素とイベント自体の量を合わせると、バーニングマン期間中だけでも、27,000トンの二酸化炭素が排出されます。

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様々なフェスにインスピレーションを与えたバーニングマン

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marionetta attached to strings burning man
Photo Credit: Bryce Quayle / Flickr
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このイベントは、かなりユニークであるため、世界中の他の様々なイベントもインスパイアされました。テキサスのバーニングフリップサイド、コロラド州のアポガエア、南アフリカのアフリカバーンなどはその一部です。アドバイスというほどでもないですが、フリップサイドのお値段はたった132ドルです...

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しかし、「バーニングマンに参加した」ということに特別な意味があるのではないでしょうか。それに、バーニングマンでも十分複雑なのに、他の似たようなフェスティバルに参加して、混乱したくはないですよね。

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もし実際に行けないのであれば、他の人の体験ドキュメンタリーはいかが?

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person breakdancing
Photo Credit: Curtis Simmons / Flickr
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商業主義とは決別するという理念があるものの、自分たちの経験を記録してお金を設けようとする人はいるものです。これは他人の経験を台無しにしてしまうとも言えますが、どんなものか興味本位で見たくなってしまうのが現実です...

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監督兼俳優のブライアント・H・ボーセンは、2014年、60歳の自分の親を連れて参加したバーニングマンの経験を記録したドキュメンタリーを発表しました。イベントに参加したことがない自分の親世代の人に、一体どんなモノか知ってもらうためです。同映画はいくつかの賞を受賞して、ボーセンの両親もフェスティバルで楽しい時間を過ごしたようです。

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服は着なくてもOK

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burning man hug deli
Photo Credit: Curtis Simmons / Flickr
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ヨーロッパでは不思議ではないかもしれませんか、ネバダ州では裸で外を出歩くなど、正気の沙汰ではありません。しかし、公共の場でのヌードを禁止するようなポリシーは、バーニングマンには存在しません。そのため、この部分を楽しみにしている人も、なきにしもあらずです。なんと言っても、裸でいればイベントのための洋服代が浮きます。

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バーニングマンで起こったことは、バーニングマンの中だけでの秘密です。しかし、素っ裸で歩き回る際には、撮影に勤しむインフルエンサーのそばにはいかないようにしましょう。

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砂漠の中心では寒くなることもある

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teeter totter tents
Photo Credit: Solalta / Flickr
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「ブラックロックシティの夜は寒くなるからコートを持っていきなさい」、と母親に言われたら、その言葉は聞いておいた方が得策です。信じられないかもしれませんが、砂漠でも寒くなることがあります。これには、驚いた方も多いのではないでしょうか。

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ブラックロック砂漠は、海底1.2キロの古代の乾湖の上に存在しており、夜中の気温は、30度を下回ることもあります。しかし、この程度の気温なら、スノージャケットは持っていかなくても、問題はなさそうですね。

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家族みんなが楽しめるイベント

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family at burning man
Photo Credit: Mack Reed / Flickr
Photo Credit: Mack Reed / Flickr
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バーニングマンには、危険なうわさもあるものの、子どもの参加もOKです。子どもたちの入場費は無料!無料で入場するには、12歳以下で、かつ楽しむ準備ができていることが条件です。

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しかし、バーニングマンは、ヌードやアダルトコンテンツが許されているため、子供の参加は、非難を受けています。ただ、実際、子どもにとってもなかなか面白いイベントであることは確かなようです。バーニングマンでは、「ブラックロック探検家」という子ども向けのプログラムも導入しています。これは、サバイバル、善行、勉学的な達成に置いて、子どもたちにご褒美をあげるというものです。

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食べ物は軽く、ファミリースタイルで

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chicken bruning man
Photo Credit: Mer / Flickr
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砂漠にマクドナルドはありません。気軽に行って、フェスティバル前に買い忘れたものを買い足せるようなスーパーもありません。到着したら最後、それまでです。そのため、1週間分の食料を事前に用意しておく必要があります。

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一緒に行く人達とグループで食事を共有する人も多いようです。大半の参加者が、普段より少量の食事で済ませてます。多くのグループは、家族スタイルで、1日1~2回の食事をとるようです。

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バーニングマン

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burning man man
Photo Credit: Caitlin Tobias / Flickr
Photo Credit: Caitlin Tobias / Flickr
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イベントの最後に燃やされるのは、巨大な男性の銅像だけではありません。寺院もです。この寺院は、イベントの初めに建てられ、人々はここで死者への手紙を送ります。フェスティバル終了の際には、バーニングマンを燃やした後に寺院も燃やされます。

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人気彫刻家のデイビット・ベストは、2000年~2004年まで寺院のデザインを担当しています。2019年は、ジョーディー・ヴァン・ダー・ボッシュが「テンプル・オブ・ディレクション」という寺院をデザインしました。これは、日本の伏見稲荷神社の鳥居からインスパイアをされています。

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アート展覧会

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dancing in desert
Photo Credit: liquiddancer / Flikr
Photo Credit: liquiddancer / Flikr
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「バーニングマンで起こったことはバーニングマンだけのこと」ーしかし、これは芸術家が作った巨大なアート作品に関しては当てはまりません。バーニングマンが終了した後は、これらの芸術作品を売ることも構わないのです。

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2018年、スミソニアン・アメリカ美術館のレンウィックギャラリーにて、ブラックロックシティのアート、コスチューム、写真をフューチャーした展示会が開かれました。どうやら、バーニングマンの反資本主義は、イベント中のみ有効なようです。

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テーマキャンプがおすすめ

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dust city diner
Photo Credit: Mar / Flickr
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バーニングマンに参加したことがある人ならご存知かと思いますが、テーマキャンプでの経験は格別です。このキャンプに参加すると、一時的に現実から逃れ、ブラックロックシティを援助するようなサービスに就くことが出来ます。これらのキャンプには、おもしろい名前もついています。

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「アルカリタ:アルカリ+マルガリータ」は、ブラックロックシティの住民にこの2つを提供するテーマキャンプです。おいしいカクテルを楽しみながら、アルカリ電池を手に入れることが出来ます。奇妙だが、一石二鳥。

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F.A.R.T.キャンプ

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bicycle in the desert
Photo Credit: Curtis Simmons / Flickr
Photo Credit: Curtis Simmons / Flickr
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鼓腸拡大研究チーム(通称F.A.R.T.)は、おならのために作られたキャンプです。このキャンプでは、訪れる人にメガホンでおならを「拡大」させて、これらの音を四六時中ラジオステーションのK-F.A.R.T. 107.3 FM(「fart」はおならの意)で放送します。

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このようなキャンプであれば避けたい、ということであれば、大丈夫です。だいぶ離れた場所にいても、この「アート」の香りは、楽しむことが出来ます。

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フットバスキャンプで、対プラーヤフット

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people chilling at work
Photo Credit: Steven Tan / Flickr
Photo Credit: Steven Tan / Flickr
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様々なキャンプやバーがある中で、どこで食べて、どこで1日を過ごして、どこでアルカリ電池を手に入れるか、決めるのはなかなか難しいでしょう。しかし、一つだけそれほど難しくはないのが、砂漠の真ん中にある古き良きフットバスを見つけることです。フットマッサージを受けるためだけに参加する価値すらあるかもしれません。

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「ヒーリング・フット・ウォッシュ・ライフ・トゥルース・ラブ」では、ゆったりしながら、足を洗って、マッサージを受け、保湿をすることができます。自分の番が終わったら、そこに残って他の人の足を洗うこともできます。忙しさを理由にお暇してはダメですかね...

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対象化ステーションで、ジョークの的に?

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guy on platform
Photo Credit: Scott Beale / Flickr
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コメディ・セントラルチャンネルで、出演者がロースト(ネット用語でからかいの対象にされること)されているのを見て「うらやましい」、なんて思ったことはありませんか?言われたことで泣きたくなる可能性すらあるのに、仲のいい友達、親戚、赤の他人から、どう思われているか知りたいと思うことはありますよね。その時は、ステーションキャンプへお越しください。

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こちらのステーションでは、プラットフォームに立ち、あなたに対する、誉め言葉、暴言、などの発言を聞くことが出来ます。終わったらジュースがもらえるので、これで受けた傷を癒しましょう。

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飽きたら工場でシフト作業

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bathrooms
Photo Credit: urbanduck / Flickr
Photo Credit: urbanduck / Flickr
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バーニングマンの魅力の一つは、自分が挑戦するとは想像もしていなかったような業界の仕事に就くことができるということです。フットマッサージ師、乾電池サプライヤー、工場の従業員など。夜勤に就くことも可能です。

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「工場」テーマのキャンプでは、訪問者は「最近年金が撤回された、働き過ぎの無給の電気工」という設定の参加者に迎えられ、働く前からアルコールを出されます。

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お土産は自分で彫る恐竜

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fire at burning man
Photo Credit: Neil Girling / Flickr
Photo Credit: Neil Girling / Flickr
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バーニングマンでは、出口にお土産屋さんがあるわけではありません。必要なものだけを持っていって、砂漠で落とし物などをして、帰りは身軽になっているはずです。 イベントなどでよくある、すぐ消えてしまうようなボディペイントではなく、旅の思い出に何か小さなものが欲しいということであれば、「ジュラシック・スナーク」テーマキャンプに行って、自分で彫刻を彫りましょう。

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ここでは、先史時代の恐竜を作って、同じ作業に興じる仲間と談笑することができます。お気に入りの恐竜の話をしながら、コーヒーを楽しんでみてはいかがでしょう。

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美術館に行くようにアートを楽しむ

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thunder dome burning man
Photo Credit: Nico Aguilera / Flickr
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バーニングマンでは携帯電話を使わないように指導しているものの、ステキな体験をするために携帯電話のみで楽しむことが可能ないくつかの機能を提供しています。例えば、スマホに対応したアートオーディオガイドでは、フェスティバルの様々なアートに関してガイドと説明を受けることが出来ます。

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ただし、注意してください。ぬいぐるみが上にのったゴミ箱を目の前にしても、ガイドが聞こえなかったら、これはアート作品ではないということです。

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人々をつなぐ始祖鳥

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Archaeopteryx sculpture
Photo Credit: @nicholaspaul20 / Instagram
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ニコラス・デビュインとウィヴォルブ・ラブによって製作された、生き物のアートも展示されています。この作品は『始祖鳥』と命名されていて、夜空に輝く「光の彫刻」です。フットマッサージキャンプを求めて砂漠を歩き回りながら、自分がこのオアシスに行きつくところを想像してみてください。

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始祖鳥は、古代の恐竜から進化した初の鳥です。どの恐竜をお土産に彫ろうか決めかねているのであれば、始祖鳥を見に行って、インスピレーションを受けてみてはどうでしょうか。

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ハチの銅像が話題の理由とは?

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bee scuplture
Photo Credit: mrandmrsferguson.com
Photo Credit: mrandmrsferguson.com
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バーニングマンのイベントでは、ハチの危機的状況を喚起するような作品も展示されています。ブラック・ロック・シティで今話題になっているのが、その羽根でウェーブを引き起こしている、新しいハチの銅像。これがかなり巨大なハチなんです。

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ファーガソン夫妻によってデザインされたこの巨大な銅像は、作品に触れることで、環境変化によって、ハチが受ける影響を理解してもらおうという目的があります。実際に触れて、ハチの危機的状況を理解するのに役立ててみてください。

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キャットヘンジにいらっしゃい

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cat sculptures
Photo Credit: @postnormalism / Instagram
Photo Credit: @postnormalism / Instagram
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こちらは、イギリスの「ストーンヘンジ」ならぬ「キャットヘンジ」です。何もないところに巨大なネコの銅像をどうやって運んだのか、と不思議に思っていらっしゃる方もいるでしょう。決して宇宙人の仕業ではないので、ご心配なく。これは、アーティストのデビッド・ノーマルの作品です。

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キャットヘンジでは、9体の13メートルの高さの「キャットリス」が、中心の「プッシオポリス」聖堂(英語で「プッシー」は「ネコ」の意)を囲み、目からレーザー光線を発しています。この銅像を見つめることで、人間の意識が聖人ならぬ「聖ネコ」の次元に進化するとされています。

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星を撃ち落として、雲でキャッチ

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Photo Credit: miraclewonderlandcarnival.co
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この奇抜なアートは、「ブランコで高く飛び立って空に触れられたら」、と人間が夢見ていることを見透かしているようです。ミラクル・ワンダーランド・カーニバルが製作したのは、美しくライトアップされたブランコです。雲のデザインで、夜空を照らします。

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これで空高く飛び立つとき、胸に抱いていた空への夢に思いを馳せてください。きっと叶えられたと感じるはずです。あるいは、ゆったりして眠くなってくるかもしれません。

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バーニングマンが好きなセレブ

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Photo Credit: Kevin Mazur / Getty Images
Photo Credit: Kevin Mazur / Getty Images
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金持ちの有名人がブラックロック砂漠に現れることはお話ししましたよね。しかし、このイベントに忠実な有名人ファンがいるのです。 『ビッグマウス』のスター、ニック・クロールは、2018年のバーニングマンに参加し、そこで楽しい時間を過ごしました。

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ニック・クロールは、「はじめ、参加を躊躇したものの、一度参加したらその虜になった」と話しています。彼のキャンプは、ホテルのような体験をできるホテルテーマのキャンプでした。スーツで歩き回り、「お客様」なんて、周りの人達に声をかけていたそうです。

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砂漠の上をセグウェイで駆け巡ったスーザン・サランドン

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susan sarandon portrait
Photo Credit: @susansarandon / Instagram
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スーザン・サランドンは、その演技力と『テルマ&ルイーズ』に出演したことで有名です。しかし、現在72歳の彼女がバーニングマンのファンでもあることはご存知でしたか?アカデミー賞や他のたくさんの賞を受賞していても、楽しい時間はやはり必要なようです。

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『デイリー・ビースト』とのインタビューで、バーニングマンでは砂漠の上でセグウェイを乗り回したと話す、スーザン・サランドン。 セグウェイに乗って走り回っているサランドンを目撃したことを想像してみてください。自分は夢を見ているのではないか、と思ってしまいますよね。

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あの「カリフォルニアガール」もネバダに

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katy perry braids
Photo Credit: Tendance : La tresse tissu / Pinterest
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ケイティ・ペリーも有名人ですが、彼女のバーニングマン体験はどんなものだったのでしょうか?ケイティ・ペリーがバーニングマンに初めて参加した際、砂嵐の中セグウェイに乗ろうとして、コントロールを失ってしまいました。ただ、ラッキーなことに、スーザン・サランドンから乗り方を伝授されたようです。

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ペリーは、イベントのために髪の毛をカラフルな毛糸で飾って、これが彼女のトレンドマークの黒髪をうまく隠していました。現在はショートのブロンドヘアなので、帽子の購入が必須ですね。

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イーロン・マスクもロケットづくりをお休みして参加

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elon musk
Photo Credit: @elonrmusk / Instagram
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知っている人も多い、変わり者億万長者、イーロン・マスクは、燃やしても燃やしきれないほどのお金を持つ人気者です。さて、そんな彼のリラックス方法とは?もちろん、バーニングマンに参加することです。

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マスクはバーニングマンの常連で、最大の支援者のひとりです。バーニングマンというフェスティバルに関する愛を惜しげもなく表現しています。「行ったことがないのであれば、きっとこの気持ちはわからない」というのが彼の意見です。一般の人がマスクの火炎放射器の凄さを理解できないのも、買って使ったことがないということが理由でしょうか。

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シンプルな生活を送るパリス・ヒルトン

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paris hilton at burning man
Photo Credit: @parishilton / Instagram
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ハリウッドのパーティーガールがバーニングマンに現れるとは、思ってもみないのではないでしょうか?しかし、パリス・ヒルトンは、実際に参加して、かなり楽しんでいたようです。カラフルなアクセサリがついた衣装で、バーナー仲間に溶け込んでいました。

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パリス・ヒルトンと一緒にお土産の恐竜を彫る、なんて笑えてきてしまいますよね?ニコールとの関係性を聞いたり、所有するホテルに泊めてもらえないか頼んだりはしないようにしましょう。どのグレートの部屋でもいいから、タダで宿泊させてもらえたら、文句なしですけどね。