ワッフルハウスに勤めていた女性の人生がある出来事をきっかけに一変した理由とは

その日も、テキサス州ラマルケのワッフルハウスに勤めているとある従業員は、いつものように仕事場に向かいました。その日は、特に変わったこともなく、いつも通りの朝でした。

しかし、その数時間後に起きたある出来事をきっかけに、彼女の人生は一変するのです。さぁ、モーニングの時間にお客がやってきます。コーヒーと朝食セットの準備をしなければ・・・彼女の人生で起こった驚きの物語をご紹介しましょう。

何かが違うと感じる常連客

customer with hidden camera
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このワッフルハウスには、かなりの数の常連客がいました。そのうちの一人は、ローラ・ウルフという女性。彼女は、頻繁にレストランに立ち寄り、コーヒーやワッフルハウスのスタッフとの会話を楽しんでいました。

彼女がレストランに来るのは、毎週の習慣になっていました。しかし、その日2018年3月3日は、いつも朝食のために立ち寄るただの1日とは、全く異なる運命となったのです。ローラは、朝食を食べていた手を止め、それに注目せざるを得ませんでした。そして、どうにかその人物を写真に納めようと、彼女はスマートフォンに手を伸ばしました。一方、写真におさめられようとしているその人物は、そのことに全く気づいていなかったのです。

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なんで今日はこんなにたくさんの人が?

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a busy waitress behind the counter
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ローラが撮影を開始したのは、決して誰かがやっているのを見て、感化されたわけではありません。しかしこの日、ローラは他にも奇妙なことが起こっていることに気がつきました。ラ・マルク・ワッフルハウスは、いつも混んでいましたが、今日はその混雑時よりもはるかに混んでいたのです。それはまるで町の16,000人の住民ほとんどがそこにいるかのようでした。

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店員は、朝のモーニングの提供で、注文や料理の提供に大忙しでした。ローラは、その様子をじっと見つめます。

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ローラは、とある従業員に注目する

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the waitress gives an interview
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このワッフルハウスへ定期的に通うようになってから、ローラは一部の従業員と顔見知りになりました。特に忙しい朝によく働いていたウェイトレスの一人、エヴォーニ・ウィリアムズという女性とは仲良しでした。彼女はこのレストランに長年勤めている従業員であり、常連客にも働き者として知られていました。

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わずか18歳のエヴォーニは、大学進学のためにお金を稼ぎ、貯金をすることに専念していました。ワッフルハウスでの長年の勤務経験は、彼女の経済的助けになりましたが、それでも貯金の額は、あまり増えていませんでした。

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なんて忙しい日なんだ!

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taking a telephone order
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エヴォーニは、レストランがかなり混雑していることにある意味興奮していました。なぜなら、お客さんが多ければ多いほど、チップが多くもらえ、それは彼女たちの直接の稼ぎとなるからです。彼女は、一生懸命に注文を取り、飲み物や温かい食べ物の提供に勤しみました。

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しかし、こんな忙しい日なのにも関わらず人手が足りていません。そのため、エヴォーニは、自分の仕事をしつつも、他のポジションの仕事までカバーしなければなりませんでした。彼女は、お客一人一人に一生懸命接客するために走り回っていましたが、あるテーブルに食事を提供した瞬間、そこから動かなくなったのです。

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彼女は何に気付いたのか?

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a customer
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彼女がお腹の空いたお客さん達に、一生懸命食事を提供している時に、ふとあるお客に目がいったのです。彼女は、そのお客が少なくとも週に一度は訪れる常連客であることは認識していました。

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その顧客は、78歳のエイドリアンという男性で、みんなから "Mr. Karaoke(ミスター・カラオケ)" の愛称で親しまれていました。ワッフルハウスの従業員は、彼がいつも酸素タンクを携帯していることから健康面で問題を抱えていることを知っていました。そんな彼にエヴォーニがとった行動は意外なものでした。

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エイドリアンが彼女を呼び止める

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the waitress and customer speak
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エヴォーニは、一日中混雑しているワッフルハウスでノンストップに動き回っていました。 どうにかこの速い回転スピードに追いつこうと、休憩している時間なんて全くありませんでした。やっとの事で全ての仕事が円滑にまわるようになってきたなと思った、ちょうどそのとき、エイドリアンは、彼女を呼び止めようとしました。

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忙しさにてんてこまいの彼女は、ようやくエイドリアンが声をかけようとしていることに気付き、彼が座っていたバーエリアの方に向かって歩いて行きました。彼は静かな声で彼女にあることをささやくように伝えたのです。エヴォー二は、この一部始終を他のお客さんにも見られているとは、この時まだ気付いていませんでした(誰が見ていたか覚えていますか?)。そう、彼女は自分がカメラに撮られているなんて知りもしませんでした。

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カメラは全てを捉えていた

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Laura Wolf filmed the interaction
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ローラは、エヴォーニとエイドリアンが会話をしているテーブルの真向かいにあるブース型の席に座っていました。 彼女には彼らが話している内容は聞こえません。もう少し近づいて彼らの会話がどうにか聞こえるように、彼女は耳を澄ませました。

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エヴォーニと話すエイドリアンは、少し恥ずかしそうに見えました。どうやら何か予想もしないことが起こる気がして、ローラは、スマートフォンでビデオを撮ることにしたのです。

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よく聞こえない

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朝食の混雑が続くレストランで、他のテーブルの声を聞き分けるのは、そう簡単ではありません。特に、酸素を抱えたまま話す年老いた彼の声は、かなり注意しないと声として認識できないのです。

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エヴォーニは、身を乗り出し、エイドリアンの話す言葉を理解しようと一生懸命努力しましたが、コックの一人が、彼女がいないことによって、レストランの食事の提供速度に遅れが出てきていることに気がつきました。コックは、彼女を呼び戻そうと叫びましたが、エヴォーには彼を無視し、エイドリアンに耳を傾け続けました。

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彼は食事が気に入らなかったのか?

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Was He Upset With His Food?
Reddit/GallowBob
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客が従業員を呼ぶときは、大体何か欲しいものがあるかクレームをつけたいかです。そのため、常連客のエヴォーニが彼女を呼んだのには、おそらく食事が気に入らなかったのだろうと、彼女は考えました。実際に彼は、静かに何かを彼女にささやいた後、食事を彼女の方に押し戻したのです。

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エヴォーニは、ハム、トースト、フライドポテト、スクランブルエッグがのったそのプレートをすぐさま、彼に押し返しました。一体、何が起こったというのでしょうか。

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他にも見ている人がいた

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someone else was watching
Pinterest/brightbeginnews
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このやり取りは、長い時間がかかったように聞こえるかもしれませんが、実際はほんの数分程度です。彼女はこの短い時間、エイドリアンの話に集中していました。満員のレストランと空腹の顧客は、彼女とこの年配の男性が話している状況に一瞬注目しましたが、すぐにまた自分たちの話へと戻って行きました。

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しかし、ローラはまだ彼らの動向に目を向けていて、引き続き録画も行なっていました。そして、ローラのカメラとは別のカメラも彼らの様子を捉えていたのです。

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防犯カメラ

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The Security Camera
CCTV
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ワッフルハウスのような忙しいレストランでは、防犯カメラはかなり重要です。実際に彼らの座っているこの場所にもCCTVの防犯カメラが設置されていました。ローラは、興味本位で録画をしていましたが、天井からぶら下がっているこの防犯カメラは、意図なくここで起こったことをすべて記録してしまっていたのです。

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誰もがその存在に気づくことなく、自然と馴染むように設置されたそのカメラは、後に大きな証拠となるのです。

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ローラは、この状況をシェアすることに

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Laura Decided To Post The Video Publicly
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ローラ・ウルフは、目の前で繰り広げられたその状況を目にした後、ハッとしました。 そして、従業員であるエヴォーニがお客に向かって、食べ物を突き返しているその状況を、更に何枚かの写真にも収めました。

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彼女は、この写真どうするのがいいのか悩んだ末に、Facebookに投稿することにしたのです。この何気ない彼女の行動が、後にエヴォーニの人生を変えることになるとは、この時まだ知る由もありません。

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疑問が浮かぶ

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It All Started With A Question
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ローラが目にしたその状況は、エイドリアンが店員のエヴォーニを呼んだところから始まります。どうやら彼は、健康状態の低下を自覚しており、以前のように自分の身の回りことが思うようにできなくなっているようです。

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エヴォーニと話している彼は、どこか恥ずかしそうに見えます。そう、彼は朝食に出されたハムを切るのに助けが必要だったのです。「フォークをもったり、ダンディに自分を保つことは、まだまだできます。」とエイドリアンは後にABCニュースに語っています。「しかし、切ろうとするその姿は、私が誰かを刺そうとしているように見えてしまいます。」と彼は続けました。そう、彼はエヴォーニにハムのカットをお願いしていたのです。

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必要ならば助ける

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helping others
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エヴォーニは、ワッフルハウスで起こったその時の状況について話してくれました。「彼は、”手があまりうまく動かせない”と教えてくれた」と彼女はエイドリアンの申し出について語ります。彼女は、この彼の要求をきちんと聞くために、耳を近づける必要があったのです。

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「彼の食べ物を切ってあげる必要があったので、ただ頼まれたようにしました。」と彼女はABCニュースに語ります。 エヴォーニは、ハムを一口大に切って、そして彼に渡してあげました。 実際、このような申し出は年配の方が集まるワッフルハウスでは、起こったとしても珍しい話ではないと、彼女はそんなに気にも止めませんでした。そう、この時までは。

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ローラのFacebookが既にとんでもないことに

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Laura's Facebook Post Was Already Making Waves
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ローラは、目撃した一部始終について誰かと共有したいという思いにかられていました。そして、Facebookが写真や動画を共有するのに最適な場所だと考えました。彼女は、 「全てがよく聞こえたわけではないが、この年配の男性が自分の手はあまりうまく機能しないと彼女に言ったのが聞こえました。」

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「彼は酸素を摂取しており、呼吸にも苦労していたので話すのにも苦労していました。 しかし、彼女は、ためらうことなく、彼の皿を取り、ハムを切り始めました。些細なことに見えるかもしれませんが、彼にとっては、他人にこのようなことを頼むのは、かなり勇気が言ったと思います。この世のすべてがとてもネガティブに思える一方で、親切心と思いやりのあるこの行為を一日の始めに見たことは、とても嬉しいです。」

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話題になるなんて想像もしていなかった

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She Never Expected To Go Viral
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ローラがまだワッフルハウスにいる間にも関わらず、既に彼女の投稿は大きな注目を集め始めていました。彼女の携帯は、息つく間もなく鳴り続けていました。人々は、エヴォーニの前向きな親切さに心を打たれていたのです。

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「私たち全員がこのウェイトレスのように、少しの時間でもお客様を気遣い、手を貸してあげることができたら…」と、ローラは、思いも寄らない反響にFacebookの投稿を閉じることにしました。そう、彼女はここまで反響があるとは思いも寄らなかったのです。

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エヴォーニへの圧倒的な賞賛の声

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Laura's facebook post
Facebook/Laura Wolf
Facebook/Laura Wolf
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ローラの投稿はどんどん注目を集めていきます。彼女が最初に共有してからわずか数日で、写真は90,000件のお気に入りと50,000件近くのシェアを獲得していました。 人々はエヴォーニの親切な行為に感動し、この心温まる瞬間を自分の友人や家族に共有しました。

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エイドリアンもこの投稿で注目された、とABCニュースに語りました。「ワッフルハウスに行った2日後に、知人が私にFacebookで注目を集めているよ。」と教えてくれました。「かっこよく撮られていたかい?」と彼は冗談を言いました。

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市長も巻き込んだ話に

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the mayor got involved
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テキサス州ラマルケの市長の名前は、ボビー・ホッキングです。エヴォーニの善行に多くの賞賛の声が寄せられ、そのニュースは市長のオフィスにも届きました。彼はすぐにでも彼女に会いたいと思ったのです。そして、その会合は(もちろん)ワッフルハウスで行われるように手配されました。

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レストランにはそのイベント用のカメラでいっぱいになりました。彼女は、市長がこの特別なイベントで何を計画しているのか知りませんでした。そう、彼は多くの人の前で彼女を称えたかったのです。

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彼女にとって最高の日がここに

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Her big day had arrived
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その重要な日がやって来ると、記者とカメラマンでいっぱいの職場を、エヴォーニは物珍しそうな顔で見ていました。しかし、少なくとも今回はカメラに撮られることがわかっています!

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市長は到着すると、ワッフルハウスのバーの後ろに立ちました。エヴォーニは、あの日朝食をエイドリアンに提供した時と同じ場所に立ちました。そして市長は、これから特別なプレゼンテーションすると発表しました。彼は集まった人々とカメラに、3月8日をラマルケにおける「エヴォーニ「ニーニ」ウィリアムズデー」と宣言することを伝えました。この事態に彼女はかなり驚きました。しかし事態は更に大ごととなるのです。

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好意のお返し

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she is all smiles
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エヴォーニの話がインターネット上で話題になり、人々は彼女についてもっと知りたいと思いました。この女性はまだ若いのに、なぜワッフルハウスで働いていたのだろうか?と。

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彼女は、大学に通う十分なお金を貯める為に一生懸命働いていました。それを知った人々は、彼女の学費を集めるためにGoFundMeのアカウントを作り、クラウドファンディングでお金の寄付を募ったのです。そして、とある有名な人の耳にも、この募金活動のニュースが入りました。

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多くの人がエヴォーニを助ける為に立ち上がった

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Many People Got Involved To Help Evoni
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資金を集めるGoFundMeページでは、彼女が大学に通うことができるように寄付する人々が後を絶ちませんでした。彼女の町の人々だけでなく全国の人々が、この親切なワッフルハウスのウェイトレスに何か少し貢献できないかと募金をしたのです。

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そして、ヒューストンにあるサウス・テキサス大学では、一部のスタッフから彼女が大学に通う目的について疑問が上がりました。そして、その答えを聞いて、彼らは特別な方法で彼女を支援できないかと考えたのです。後にわかる大学内の重要人物である彼は、 「エヴォーニの親切な行為を、少しでも彼女の生活に役立たせてあげたかったと語ります。」

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重要人物はそこにいた!

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there was someone important there
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ワッフルハウスでのイベントには、エイドリアンとローラのどちらも彼女を応援するために出席していました。そして、そこにはエヴォーニが夢にも思わなかった人も参加していたのです。

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そう、先ほど話にもあったサウス・テキサス大学の学長です! 彼は後にインタビューで言ったように、エヴォーニに会う機会を自ら望み、「この善行が見過ごされないことを彼女に伝えたかった」と言いました。

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予期せぬ発表

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she got a scholarship
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市長によるプレゼンテーションの後、サウス・テキサス大学の学長は、ワッフルハウス・バーの後ろにかまえていました。そして、彼は誰も想像もしていなかった贈り物を彼女に与えました。

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ジャンボサイズの小切手を手に、学長は大学がエヴォーニになんと16,000ドル相当の奨学金を授与すると発表しました! エヴォーニ、そしてほとんどの観客は、このサプライズに驚きと喜びの涙を流しました。

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まさかの事態

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The People Responsible
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この援助は、エヴォーニにとって最高の幸せをもたらしました。ローラとエイドリアンでさえも、彼らの些細な日常の行為がワッフルハウスのウェイトレスの将来において、重要な役割を果たすなんて考えられなかったはずです。

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ローラは、記者にこう伝えました。「あの日、ここはとても忙しかったのをご存知ですか?それなのにも関わらず、彼女は彼を通り過ぎることなく、熱心に彼の要望に耳を傾け、その問題を解決しようとしました。」エイドリアンも、彼女がしてれた行為によって、助けられたと付け加えます。

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他の日だってきっと同じことをしたわ

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Evoni wipes away a tear
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謙虚なエヴォーニは、”皆、誰かが困っていれば、自然と他人のことを助けるはずだ”と言いました。彼女は、賞や奨学金、メディアに注目してもらうことなんて何もしていないと話しました。

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彼女は、地元の記者団にも「こんなに讃えてもらうようなこと、私はしていないし、知らない。おそらく、どんな日であっても誰かに求められれば同じことをしたと思う。」と恥ずかしそうに言いました。見知らぬ人に助けを求めた時に、拒否されたことがある人は、この意見におそらく反対するだろう。このような精神が自然に備わっている彼女は、今後の未来に明るい希望を照らしてくれるだろう。

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彼女は、貴方が思っているような一般的なウェイトレスではなかった

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surprising waitress story
Chive
Chive
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ロザリンド・ハリスは、一般的に日常で出会うウェイトレスよりも多くの事情を抱えていました。25歳の彼女はワシントンD.C.にあるBusboys and Poetsで働いていましたが、彼女には大きな人生の目標もありました。

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今考えると、おそらくそのレストランで働いていたこともきっと偶然ではなかったのかもしれません。ハリスのような社会正義を促進する人物だからこそ、そこで起こったのでしょう。彼女は何があろうと自分が信じていることを貫き通す強い意志を持っていました。だからこそ、とあるグループがレストランに来店してきたとき、彼女の道徳的な心の羅針盤が鳴り響いたのです。ただ、物事が起きてすぐには、彼女もこの状況をどう処理するべきか知りませんでした。

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日々の苦難

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a busy restaurant with lots of customers
busboysandpoets
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ハリスは、Busboys and Poetsで働くのを楽しんでいましたが、それは彼女のキャリアにおける目標を達成するの為の手段であり、本来の目的ではありません。彼女は大学に通いながら学費を完済するのに2つの仕事をしていたのです。

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ハリスは、リラックスしたり、ゆっくりする時間もあまりありません。彼女の人生は、多くの出来事が行き交っているのです。しかし、ある顧客によって彼女の人生は、まるでドラマのように一変しました。

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ある出来事が襲いかかる

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taking food orders in restaurant
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ハリスは最終的に顧客と対決するしかないと思いましたが、その問題は彼女だけではどうにもならない状況にまでなろうとしていたのです。Busboys and Poetsは、人種や肌の色などの壁を越えた社会正義に優しい場所をコンセプトとして作られていました。

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そこにとある赤い帽子をかぶった男性グループが入ってきたときの、ハリスの気持ちとはどんな状態だったのでしょう。それはこの物語の重要な要素となるだけではなく、起こった時期としてもとても重要な意味合いを持つのです。

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権利の為に戦う

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crowd protesting after election
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その異常な状況は、大統領就任の際に起こりました! それだけでなく、女性の権利を主張する行進も同時に行われていました。そして、ハリスもこの行進をするために参加した50万人の女性の中の一人でした。

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すべての行進が終わった後も、何人かの人々は、数週間は街の周りに滞在していました。テキサスから来たジェイソン・ホワイトと彼の友人たちも、そこに残ることを決めた人々でした。

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緊張が走るレストラン内

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jason white going to restaurant
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運命の日、ジェイソンと彼の仲間は、レストランに昼食を食べに行きエネルギーを蓄えました。すると、そのレストラン内はすぐに張り詰めた空気になりました。そう、ハリスと建物の中にいたすべての人は、信じられない思いで彼らを見つめていたのです。

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通常、人々をステレオタイプ化することは、ハリスの信念に反していますが、彼らに対しての事実は見た通りでした。一つは、彼らは町の外から来ていたということ、 次に、彼らは新大統領の就任を祝うためだけに、ワシントンD.Cに訪れたということです。

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彼は真の愛国者

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wearing red hats after election
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人を見た目で判断することは決して褒められることではありませんが、ハリスのような想定が正しい場合もあります。 ジェイソン・ホワイトと彼の仲間は、選挙の結果に満足して、自由主義の新しいリーダーを祝うためにテキサスからやって来ていたのです。

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確かにジェイソンは、非常に愛国心が強い人物であり、彼は自分の国を第一に考える人でした。その彼の視点レンズを通して見ると、赤い帽子をかぶり、店内をおもむろに歩き回る行動は理にかなっています。しかし、ハリスがわからなかった一面をジェイソンも持っていました。

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ジェイソン・ホワイトってだれ?

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jason white had a normal job
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ジェイソン・ホワイトは、第一印象から推測する以上のものを持っていました。彼は、37歳で家族を持っており、歯医者をしていました。家族が大好きで、親しい友人と一緒にこのグループのサークルを作りました。

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彼が仲間と一緒にワシントンD.C.に到着すると、アーリントン国立墓地や無名戦士の墓など、いくつかの場所を訪れました。ジェイソンは、赤い帽子以外にも持ってきていましたが、彼は間違った場所でそれを着てしまっていました...

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帽子を取ってください

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the waitress is uncomfortable
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当然のことながら、レストランにいた全員の注目を集めたのは、ジェイソンと友人がかぶっていた赤い帽子が原因でした。ハリスは、特に何も言及しませんでしたが、彼と彼の友人にレストランにいる間は、帽子を取るように静かに提案しました。

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「私たちは、一瞬身なりを確認しました」とジェイソンは言います。 そして、「私は友人に、帽子を取れ!と言いました。人々に私たちがここに来た理由を誇示することだと考えてほしくなかったからです。私たちは、ただ昼食を食べに来ただけなのです。」

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フレンドリーな出会い

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waitress serving food to jason white
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彼女は気分を損なうことなく、ジェイソン達のテーブルに進み、全員に歓迎の笑顔を向けました。彼らの姿からどうやら何も起こることなく、その場が収まりそうに見えました。そして、ジョークも交えて話し始めました。

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「私たちが西テキサス出身だと言ったとき、彼女は笑い始めました、そして、「私はあなた達が南から来ていると思った」と言いました」更に 「 『メニューで一番好きなものは何ですか?』 と尋ねると、彼女は、アボカドのパニーニはおいしいわよ!私はアボカドが大好きと言ったので、私達はそれを注文しました。そう、私たちにとって、何事もなかったように物事は進みました。

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ユニークな場所

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interior of very unique restaurant
busboysandpoets
busboysandpoets
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二人の緊張の糸が解けた後、ジェイソンは不思議なことに周りを見つめ、レストランの歴史について尋ねました。 ハリスは、アフリカ系アメリカ人文学の著名な詩人であるラングストン・ヒューズにちなんでこの店は命名されたと伝えました。

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彼女は注文を取り終え、彼らには食事を楽しんでもらい、それでその時は終わりでした。 皆が驚くようなおかしなことは何も起こらなかったのです。

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事件は、終わった後に起きた

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waitress smiling as she serves customer
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それから1時間後、ジェイソンは友人らと一緒にレストランを出ました。彼らは今まで経験したことのない珍しいレストランで昼食を楽しむことができたので、気分よく出発する事ができました。

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どのウェイトレスも皆そうするように、ハリスは出て行った後の彼らのテーブルに歩いて行きチップや食器を片付けようとしました。次のお客を迎え入れるための準備です。そして、彼女は、なんと全面がメッセージで覆われたレシートを見つけたのです。どうやら彼らの中の一人がそれを残していったようです。彼女はそれをゆっくりと読み始めました。

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興味深いメモ書き

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waitress reading note
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そのメモは、ほんの数単語目にしただけで内容を理解する事ができました。そして、そのメモを読んだハリスの感情は、 「衝撃を受けた」の一言でした。

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メモの最初の部分は、「私たちはさまざまな文化やバックグランドを持っている可能性があり、時に問題について意見が一致しない可能性があります」と書いてありました。ハリスの興味は、更に掻き立てられました。彼女は、そのメモを読めば読むほど、口を大きく開けることになるのです。

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最高の笑顔

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two people from different backgrounds
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ジェイソンが最初の数文で書いたものに圧倒されて、ハリスの目は驚きを隠せませんでした。彼女は、彼らが赤い帽子をかぶっていたので、このような言葉は期待していなかったのです。

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「皆があなたのような美しい笑顔と優しさを持っていれば、私たちの国は一つになり、気持ちも一緒になるでしょう」と書いてありました。 「人種ではなく、性別ではなく、私たちはただアメリカ人。幸運を祈るよ!」しかし、メモはそれだけでは終わりませんでした!ハリスは、小切手の一番下にあったものにまたショックを受けたのです。

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信じられないほどのチップ額

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waitress gets a huge tip
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ジェイソンと彼の友人が食べた食事の会計は、たったの72.60ドルでしたが、彼は、彼女に625%のチップをも残したのです。一般的に外食でのチップ額は、20%もらえてとても満足な額です。

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ハリスの人生でこれほどまでに多額のチップをもらったことはありませんでした。ジェイソンは、アメリカの新リーダー誕生を祝うために来た彼らを受け入れてくれた彼女に、450ドルものチップを彼女に与えたのです。

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ジェイソンの気持ちの変化

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white had an epiphany
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ジェイソンは、レストランの壁にあった影響力のある人物がすべて見ていたことを思い出しました。彼はまた、女性の行進と就任式がどのように関係していたかを考えたのです。

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彼は、それらを人々が持っている異なる価値の例であると考えました。彼は、まるで何かが急に変わったかのように、ハリスを含む他の人との共通点や相違を理解しようと思い始めたのです。

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言葉にできない

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waitress was left speechless
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そのメモが全てを説明するのに、十分ではありませんでしたが、ひとたび多額のチップが目の前に置かれると、ハリスは嬉しさを顔に出すしかありませんでした。そのチップ額が彼女の現在の人生を少なからず助けてくれることは間違いありませんでした。

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彼女が大学の学費を払うことができる為に2つの仕事をしているということは、450ドルがどれだけ彼女の助けになるか想像できるはずです。 「そのメモは、非常に感動的で予想外の出来事でした」と彼女は語ります。「もちろん、最も驚いたのは彼が残したチップの額です。」

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心の変化

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waitress talked to white
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親切な振る舞いは、ハリスに広い視野を提供するのに役立ちました。特に彼女とは異なる見解を持っている人々にとって、彼の振る舞いは、誤解を招きかねないのです。ホワイトや彼の友人のような赤い帽子をかぶっている人々は、自分たちだけのことしか考えていないと思われがちなのです。

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「あなたは自動的に...周りから自分の意見を押し付けると思われがちです。」と彼女は言いました。 「しかし、(ジェイソンは)その友人も見た目から思われる典型的な人ではなく、信頼できる人だったのです。」そして、変えたのは、ハリスの気持ちだけではなかった・・・

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涙に変わる

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jason white crying
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この一連の彼女の話を聞いて、ジェイソンは涙を流しました。彼は、自分が思っていたよりも感情的になっていたのです。

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「私はそこに座って、ただ昼食を食べたいだけだったのです。しかし、僕らの行動は、ほとんどのアメリカ人が先入観を持っていれば、周囲からは、当たり前の印象だったのです。しかし、彼女だけは違った。今後、いつまでもお互いに先入観を持って生きていっては、私たちの生活は、決して良くなることはないだろう。」 と、彼は言いました。そして、そのインタビューに答えている瞬間、彼の電話が鳴りました。

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特別な再会

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waitress facetimes jason white
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この物語は、数百万人の注目を集め、ホワイトとハリスの両方が脚光を浴びるのにそう長い時間はかからなかった。 ハリスのインタビューの中で、FaceTimeでジェイソンにサプライズコールをする企画がありました。

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彼らがレストランで会った日以来、連絡を取ったのは、これが初めてでした。彼らはついに、自分たちの現在の生活についてお互いに情報交換をする機会を持ったのです。会話中、彼らは両方とも、普通の人々であれば誤解が起こったかもしれないこの物語について話しはじめました。

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根本を理解し合うこと

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the reason for the gesture
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人生のすべては、白か黒では決まりません。もし全てがそうなら、人間は、お互いに妥協し受け入れることはできなくなるでしょう。ハリスとジェイソンは、他の人は、この物語をまた違った見解で受け取っていることに気づいていました。

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「この白人の男は、ただこの黒人の少女を助けて優越感に浸りたかったのだろう。」とあるウェイトレスは語りました。 しかし、そんなこと、もしこの物語の一部始終を見ていたら、思いもしなかったでしょう。「他人を見た目や行動で判断する前に、皆も一度立ち止まって考えてほしい」とジェイソンは語りました。