私の270キロ生活の赤裸々な現実

2012年よりTLCで放送中の『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』は、肥満によって人生に大きな打撃を受けた体重600ポンド(およそ270キロ)以上の人たちの生活を追うリアリティ番組シリーズです。参加者たちは、「ドクター・ナウ」として知られる外科医のヨーナン・ナウザラダン(Younan Nowzaradan)の力を借りて減量に挑戦。ナウザラダンは参加者に厳しい食事制限と運動プログラムを課し、進捗状況によっては減量手術を実施します。そんな放送シーンの舞台裏を見てみると、病的な肥満の実態がお分かりいただけるのではないでしょうか。

多くが深い幼少時代からのトラウマを抱えている

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子供時代のトラウマというものは、アルコールや薬物または食べ物への依存の主要な原因となりえます。番組に出演する多くの人が幼少時代にひどい虐待を経験していることは、悲しい現実です。

アシュレー・レイズの場合、トラウマを受けた後のことを次のように語っています。「どうしたらいいかわからなかったの[…]。どうしたら安心感を得られるかどうかがわからなかった。だから少しでも幸せを取り戻したくて食べてしまったの」。さらに、虐待を取り巻く感情は減量し始めると再び表面化してくる傾向にあります。

自分の体重を意識していない参加者

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番組に出演する前の参加者の多くは、医師の元を訪れるまで自分たちの実際の体重を把握していません。どうしてそんなことになってしまったのでしょうか。

洗面所に置かれている体重計は通常135キロほどまでしか測ることができず、一般の医師の元にある体重計であったとしても参加者の体重を測ることができるほどの重さに対応していません。そのため、408キロまで測ることができる特別な体重計を持つドクター・ナウの元を訪れて初めて、参加者たちは自分たちの実際の体重を目の当たりにします。

多くの参加者はパートナー持ち

Man pushing woman
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肥満であることは恋愛関係においてネガティブな影響があると人は考えてしまいがちです。しかし、番組をご覧いただければそれはただの思い込みに過ぎないことがお分かりいただけるでしょう。多くの参加者には、配偶者、交際相手、深い関係を共有する介護士などがそばにいます。参加者の一人であるタニシャ・クリーブランドは番組の放送期間中に旦那さんから捨てられましたが、まだベッドから動けない状態にもかかわらず新しい交際相手に出会いました。

しかし、番組や変身によってこれらの関係に変化が起こることもあります。特に減量手術後です。参加者のパートナーの一部は、自分自身が肥満であったり、必要とされているという感覚を好んでいたりするため、愛する人が変わってしまうことを望みません。

参加者の一部から非難を受けた製作会社

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番組は多くの参加者の人生を180度変えます。製作陣たちはこのメリットに関して常にオープンです。しかし、誰もが同じように感じているわけではありません。番組を制作している製作会社、メグロメディア(Meglomedia)は、今までに出演者から厳しいフィードバックを受けたこともあります。

2010年までに、理由は様々ですが10名のキャストたちが製作会社を提訴しています。出演者の一部の主張によれば、製作会社は手術代を支払うと約束したにも関わらず結局は約束を破ったそうです。さらに、「製作会社が望むような映像が撮れなかった場合は手術代の支払いを行わないと脅された」と主張する参加者もいます。

参加者たちの衛生習慣の厳しい現実

Nicole
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体重が270キロ以上もあると、普通サイズの人間と比べてすべてが難しく感じられます。これは特に衛生習慣に当てはまるでしょう。多くの参加者にとっては、トイレに向かうということだけでもかなりの苦痛です。

さらに、少なくとも1度はスポンジで体を洗うシーンを組み込むことで、より多くの報酬を得ることができる参加者たち。ニコール・ルイスはあまり運に恵まれなかった参加者の1人です。シャワーに体が収まらないということから、パートナーが彼女を玄関先で洗うシーンが放送されました!

参加者が必要なのは減量手術だけではない

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番組の前提には、参加者が減量手術を受けられるようにライフスタイルを変化させて減量するということがあります。しかし、譲許によっては必要なのは減量手術だけではありません。参加者が命を脅かすような病気を抱えている場合があるのです。

このようなケースが多数発生したシーズン4。アシュレー・ダン・ブラッチャーは胆嚢を摘出し、別の参加者は動きを制限している体の部分の皮膚の摘出手術を受けました。性転換手術を希望する参加者に対しては、ドクター・ナウから専門家を紹介しています。

必ずしもすべての参加者のストーリーが感動的なわけではない

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同番組はかなりの感動を生み出すことがあります。望むような人生を手に入れるためには、努力、献身、時には手術が必要だということを証明し、多くの参加者に人生を180度変えるような変化をもたらしてきました。しかし、すべての参加者たちがやる気に満ち溢れていたわけではありません。

例えば、自分の家族、友人、彼女を番組内で操作していたジェームズ・キングです。68キロ以上も増量し、ドクター・ナウがプログラムから彼を追い出す事態となりました。スティーブン・アッサンティも問題児で、病院にピザを注文したり看護師に口汚い態度をとって病院から追い出されました。

最大の問題の1つは周りの「イネーブラー」

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中毒があるところには、自分に危害を加えることに依存している人を止めなかったり、有害な方法で支援をしたりする「イネーブラー」の存在があります。『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』の参加者たちにとって、彼らのニーズのすべてを満たそうとして、不健康な食事を提供し続け、ライフスタイルの変化を促進しようとしない周りの人たちがこれに当たります。

番組には様々なイネーブラーが登場します。参加者の感情的虐待に耐える人たち、一緒に自分の生活を変えたくないパートナー、相手が変わってしまったら今までのように愛してもらえなくなると恐れている人達などです。

仕事がある参加者も

Woman working
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参加者はなぜこのような生活を送ることができているのか…と不思議に思う視聴者も多いでしょう。参加者の中には愛する人に支援してもらったり障害手当を受け取ったりしている人もいますが、きちんと仕事をしている人もいます。例えば、ペニー・シーガーは手作りジュエリーの販売と知人の事業のお手伝いをしています。

一方、アダルトサイトのモデルとして生活費を稼ぐ人もいます。参加者のゼイリン・ホイットワースは、この仕事がきっかけで元夫と出会ったそうです!

生活環境が好ましいとは言えない人も

Man in house
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番組にかかわるクルーによれば、一部の参加者の生活環境はかなり劣悪です。とあるカメラマンは自身最悪の経験について語っています。家族の引っ越し風景を撮影したこのカメラマンは、動かした植物の下にイヌのフンを発見したそうです。

さらに家族には一緒に暮らす年配の女性がおり、彼女のベッドをどかすとゴキブリや他の昆虫が大量に発生していました。

有名人としての地位を利用する参加者も

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同番組のスターとしての枠を超えて、さらに大きくメディアで取り上げられている参加者もいます。スティーブン・アッサンティはそのような参加者の1人。『ドクター・フィル』の「ハウス・オブ・ヘイト」エピソードに「ジョン・アッサンティ」として参加しながら、不思議なYouTube動画を投稿していました。

ポーリーン・ポッターも、同番組に出演する前に『ドクター・フィル』に出演しています。「存命の最も重い女性」のギネス記録を持っていると豪語している彼女ですが、実際の記録保持者の体重は454キロで彼女を上回っています。

減量手術は魔法の解決策ではない

Picture of man eating
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減量手術にはメリットとデメリットがあります。「ズル」であると考えている人もいますが、多くの出演者は減量手術はシンプルなすべての問題への解決策であると信じています。

もちろん、実際はそれよりも複雑です。求める目標を達成するためには、参加者個人がたくさんの努力をしなくてはいけません。ドクター・ナウによれば、肥満手術によって胃の大きさを小さくすることは可能ですが、だからと言って減量につながるとは限りません。運動とダイエットは、次の重要な段階です。

キャストにとって楽ではない撮影

Man in a scooter
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体重が270キロあるだけでも相当な労力を強いられている参加者たち。すべてを撮影しようとする撮影クルーに付きまとわれていれば、生活はさらに難しくなってきます。

スティーブン・アッサンティは撮影に関して次のようにコメントしています。「時々もう撮影したくないって思うほど疲れるよ。撮影されるのを避けようとしても、カメラクルー…特に1人のやつがしつこくて、何度も何度もドアをノックしてくるんだ」。どの番組でも、やはりリアリティ番組では同じような事態が起こっているようです。

番組では他の医師が「危険すぎる」と考えている手術も実行

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ドクター・ナウは通常時はBMI50強の患者の手術を行っていますが、番組で手術を行うのはBMI100以上の患者たちです。患者が肥満すぎると、医師によってはハイリスクを理由に手術を拒否します。さらに、医師の多くはドクター・ナウが持っているようなかなりの重量の患者を手術するために必要な機材を備えていません。

番組参加者の多くは、他に行き場所がないためにドクター・ナウの元を訪れます。ただし、ドクター・ナウは誰にでも手術を行うわけではありません。参加者の多くはドクターからOKが出る前に多少の減量を行う必要があります。

番組を確立したのはドクター・ナウの息子

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The Donna Drake Show Live It Up/YouTube
The Donna Drake Show Live It Up/YouTube

番組のアイディアを考えたのはTLCだけではありません。陰の立役者は、テレビプロデューサーでメガロメディアの社員であるジョナサン・ナウザラダン。彼はドクター・ナウの息子です。メガロメディアが製作した、360キロのレネー・ウィリアムズに関する2007年のドキュメンタリーが番組の前身になっています。このドキュメンタリーの中で、ドクター・ナウはレネーの減量手術を担当しました。

数年にわたって、メガロメディアは複数の減量手術の患者を撮影。映像を編集して作りあげられたのが、『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』のシーズン1です。のちに、TLCが出資を行うようになりました。それ以降、番組にはいくつかの修正が加えられていますが、その前提は初めから変わりません。

参加者が心配すべきは体重だけではない

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TLC
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肥満で得るのは不快感だけではありません。高血圧、糖尿病、脳梗塞や心臓発作の発生率の増加など、命に係わる病気に悩まされることもあります。一般的な問題の他にも、番組では睡眠時無呼吸症候群、リンパ浮腫、メンタルヘルス問題などの病気を浮き彫りにしてきました。

2017年、番組史上最も深刻なリンパ浮腫と蜂窩織炎と診断された出演者のトレイシー・マシューズ。274キロある体重のうち、180キロが下半身に集中していました。外科医のオズは「彼女自身が45キロ落とさない限り手術は不可能」と話していましたが、最終的にトレイシーは減量に成功しています!

パンデミック中でも続く撮影

Picture of woman eating
TLC
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2020年に新型コロナウィルスがアメリカ中を襲った際、CDCでは一般人を守るための推奨ガイドラインを発表しました。これによって、多くのメディア会社が活動休止に追い込まれています。しかし、『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』は例外です!

CDCの推奨アドバイスを無視した同番組は、参加者全員がハイリスクであるにも関わらず2020年3月26日まで撮影を続行。とあるソースは次のように話しています。「非常に危険。全員が自分が出演者にうつしてしたまったらとおびえている」。仕事を失うことを恐れた製作陣たちは撮影続行を決意したようです。

番組を取り巻く倫理的な問題

Picture of Justin
TLC
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多くの人たちが鼓舞される番組だと感じている一方、衝撃を楽しんでいる人や陰湿なエンターテイメントとして視聴している人もいます。また、番組がファットシェイミングを促進して、深刻な健康問題を抱えた人たちを搾取しているという議論も持ち上がっています。

さらに、ソーシャルメディア上で容赦なくたたかれる出演者たち。ジャスティン・マクスウェインは次のようにコメントしています。「誰も僕の存在を知らなかったのに、突然ソーシャルメディア、仕事、電話で常に嫌がらせを受けるようになったんだ。もう2度と出演しようとは思わない」

番組のカギはセラピー

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ダイエット、運動、潜在的な手術は参加者の減量の助けとして行うものですが番組では心の治療にも注力しています。クリステン・ペレツは10代の頃に受けたひどいトラウマに悩まされており、手術後も減量に苦戦していました。

精神科医の元へ行き自分の感情と過去の傷と向き合って、初めて減量に成功。番組終了時には、衝撃の77キロ減に成功しました!

個人的に提訴されたドクター・ナウ

Picture of Dr. Now
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『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』の開始前も、ドクター・ナウは複数の減量手術ドキュメンタリーで取り上げられていました。2004年、患者の1人の母親であるコリーン・シェパードは、娘のティーナの死を受けて不法死亡を理由にドクターを提訴します。

ティーナは術後に血液中毒および肝不全で死亡。コリーンは、ドクター・ナウや病院側が術後に起こりえる事態に警告してくれなかったと主張しました。別の機会には、手術後にドクターが体内からチューブを取り出し忘れたと主張するキャストによって提訴されています。

手術の後に足の感覚を失ったスーザン・ファーマー

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スーザン・ファーマーは高校時代から270キロ台を維持しており、大人になってから神経障害の診断を受けました。手術の前に7~14キロの減量をすすめられていましたが、スーザン本人は45キロ減という目標を設定。数か月で達成しました。

しかし術後、脚の感覚を失ったため歩行困難になってしまいます。それでも諦めず立ち上がって、最終的には180キロ以上も落としました!

多くの参加者が離婚に直面

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片方だけに大きな生活の変化があるとき、夫婦が離婚という道を選ぶことは驚きではありません。『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』もそのような夫婦をたくさん見てきました。クリスティーナ・フィリップスが226キロ以上の減量に成功すると、旦那であるザックとの問題は瞬く間に悪化します。ザックはクリスティーナのイネーブラー的存在であったのです。

もう1人の例は、「ショッピング・フォー・ア・ファット・ガール」というウェブサイトを通じて夫と出会ったゼイリン・ホイットワース。夫は手術後にゼイリンをファストフード店に連れていくなどして、最終的に2人は離婚しました。

手術を受けたものの一切減量しなかったペニー・セイガー

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「あの人は今」エピソードでは、かつての参加者であるペニー・セイガーは、体重は大事ではないと言い張り体重計にのることを拒みます。ここまでくると手術を受けてもペニーが減量をしていないことは一目瞭然。ドクター・ナウは本人が姿勢を変えない限り他人が助けることは不可能と警告しています。

ドクター・ナウからは準備ができたら自分のところに来るように話しましたが、ペニーは結局をそのままの生活を続けるという選択をしたようです。

番組で荒稼ぎをしているわけではないドクター・ナウ

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多くの視聴者にとっては、健康に関して患者に厳しい姿勢を見せるドクター・ナウこそ番組最大の魅力であるのではないでしょうか。確固たる地位を確立した減量手術外科医である彼ですが、お金のためにやっているわけではないということは有名な話です。

おそらく、番組で行う手術に関してはほとんど利益を得ていないと思われます。ドクター・ナウは『ヒューストニア』誌に対して次のように語っています。「金持ちである必要はない。生活を立てる必要はあるが、すべての患者からお金を巻き上げるつもりはないのです」。

参加者への報酬も多くはない

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TLC
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かなりの報酬が支払われているからこそあれだけの憎悪や批判に身をさらすことを受け入れているのだろう、と思われるかもしれませんが、同番組の参加者は違います。

『スターカズム』によれば、タレントとしての報酬は1,500ドル(およそ16万円)で、必要であれば移動手当として2,500ドル(およそ27万円)が追加で支払われます。番組後も、多くの出演者は引き続き金銭問題に悩まされており、ソーシャルメディアで財政難を嘆く人までいます。

娘の減量目標を手伝うチャリティー・ピアース

Charity Pierce

『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』のエピソードの中で、ほぼ362キロをマークしていたチャリティー・ピアース。ドクター・ナウのお陰で、健康なライフスタイルへの一歩を踏み出しました。減量手術後、順調に安定した体重を目指しています。

現在、減量の旅路を進むピアースは1人ではありません。本人が出演した最後のエピソード以来、同じく体重に悩まされている娘のチャーリーの目標達成をサポートしているのです。親子2人で健康的な食事と運動で体重を維持することをミッションに掲げています。

『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』で272キロ落としたミラ・クラーク

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TLC; Milla Shawn Clark/Facebook
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ミラ・クラークが初めて番組に登場した際、彼女の体重は衝撃の340キロ。かなりの不健康かつ運動不足でベッド生活を強いられていたため、基本的な日常の衛生に関してはすべて子供たちに任せていました。しかし減量手術、両脚の人工膝関節形成手術、忍耐のお陰で、シリーズ最大となる272キロの減量に成功したのです!

現在では、ベッドから離れて動き回り、減量サクセスストーリーの「顔」として活躍しています。ソーシャルメディアを有効に活用していて、日々のことや様々なワークアウトルーティーンを共有中です。あっぱれ!

インターネットを騒がせたアンバー・レイチディ

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TLC; amberrachdi/Instagram
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23歳だったアンバー・レイチディの当時の体重はおよそ300キロ。控えめに言っても減量の道のりはかなり長そうです。しかし、彼女の問題は体重だけではありません。レイチディはドカ食いの原因となっている不安症に悩まされていました。

それでも障害を乗り越える固い決意をしたレイチディ。現在、ソーシャルメディアのスーパースターとなった彼女は、美しい体系、メイクスキル、キュートなヘアスタイルを発信しています。『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』卒業生のレイチディは、引き続き健康を意識して定期的に運動を行っているようです。

絶好調で幕を閉じたシラス・ギブンズの物語

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TLC; Cillas Givens/Facebook
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孤独で鬱を抱えて生きてきたシラス・ギブンズにとって、食べ物は安らぎでした。しかし、それが原因となり体重は330キロまで増量。ドクター・ナウ、彼女のジェシカとその子供たちから支援を受けたギブンズは、ライフスタイルを一新させる決意を固めます。

『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』の終盤までには、ギブンズは衝撃の175キロの減量に成功。大勝利を収めました。ソーシャルメディアアカウントとGoFundMeのページを見る限り、現在もなお素晴らしい減量の成果を上げているようです。

自撮り女王となったポウラ・ジョーンズ

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Paula “Sunshine” Jones/Facebook
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241キロからスタートしたポウラ・ジョーンズにとって、物理的にも精神的にも目標の達成は長い道のりを意味していました。彼女のエピソードをご覧になった視聴者はご存じかもしれませんが、シリーズ中に何度か感情発作を引き起こしています。幸い、減量することで自信がつき、自分の内なる悪魔を克服することができました。

現在、4人の母親である彼女は自撮り女王と化しています。自分の努力を見せつけることをもう恐れてはいません。同じように病的な肥満に悩む人を鼓舞したいと考えています。「(肥満は) 防止が可能という点で無分別だわ。ただ簡単なことではないのよ」。

やっと自分を受け入れることができたチャイ・ギロリー

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TLC; oheychay/Instagram
TLC; oheychay/Instagram

チャイ・ギロリーは、『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』史上最も激しい変身を遂げた参加者の1人です。当初270キロ以上をマークしていたギロリーは、減量と体重維持を固く決意していました。しかし皮肉にも、226キロの減量は彼女の最も劇的なライフスタイルの変化ではありません。

フォローアップエピソードの中でトランスジェンダーであることを告白し、現在は女性として生活しています!2020年には彼氏のパトリックと結婚し、性転換手術を受けることができる81キロという目標に向かって努力中。おめでとうございます!

家族が求める妻そして母親に変身したアシュレー・ダン・ブラッチャー

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TLC; Ashley Dunn Bratcher/Facebook
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『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』への出演中は328キロだったアシュレー・ダン・ブラッチャー。初めて出演した際は、動きが制限されていたため簡単な家事でも息子の助けを必要としていました。現在では、生活改善のために冒険したことにワクワクしている幸せな母親という印象です。

今では、ずっと夢見ていたように母親らしく息子のお世話を楽しんでいます。さらに、多くの元出演者とは異なり、彼女の旦那さんはブラッチャーの減量を支援し誇ってくれています。ブラッチャーのフェイスブックのページによれば、2人は2019年に結婚10周年を迎えたそうです!

長く付き合っていた彼女と婚約したデイビッド・ボルトン

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TLC; dabolt7786/Instagram
TLC; dabolt7786/Instagram

『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』の出演中は338キロを記録していたデイビッド・ボルトン。残念ながら、ピーク時の彼は運動不足が過ぎて自分でできることがほとんどありませんでした。結果、仕事も失ってしまいます。

そこで状況を変える決意をしたボルトン。番組卒業時までには、衝撃の190キロの減量に成功しました。現在、引き続き健康を改善させているボルトンはさらに減量。現在、長い間付き合っている彼女のキャリーと婚約中だそうです!

美容学校に通い始めたローラ・ペレス

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TLC; Laura Perez/Facebook
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番組出演中のピーク体重は269キロだったペレス。自分のケアを怠り酸素タンクが必要になるほどの肥満状態だった彼女は、車いす生活で日常の簡単なことにおいても当時の夫の助けを必要としていました。ドクター・ナウは、ペレスは最も状態が悪い患者の1人だったと話しています。

番組の終盤には、82キロまで減量。しかし、減量すればするほど夫との関係は悪化していきました。幸い、自分の価値を理解していたペレスは離婚を決意。美容学校の夢を追いかけるほうが、自分の努力を支援してくれない夫より大事であるということに気づいたのです。

男の子を出産したベティ・ジョー・エルモア

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TLC; Bettiejonjosh/Facebook
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出演初期の体重は296キロだったベティ・ジョー・エルモア。かなり運動不足であり人生を変えるような減量が必要であることは明白でした。努力と忍耐により減量には成功しましたが、その道のりは楽なものではありません。

減量中、背骨の下の部分に塊が肥大がしていることが発覚します。手術を受けることは可能でしたが、当時エルモアは妊娠中。手術によって子供が害を受ける可能性がありました。そのため、手術を受けないという決断を下します。幸い、産後は母子ともに健康!その後も、エルモアは無事に減量を続けることができました。

やっと子供を作ることができたメリッサ・モリス

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TLC; Melissa D Morris/Instagram
TLC; Melissa D Morris/Instagram

番組の中で衝撃のストーリーを引っ提げて出演した初めての出演者がメリッサ・モリスでした。ご覧になった方はご存じだと思いますが、彼女は体重が原因で妊娠できる可能性が2%しかないと言われていたのです。

驚くべきことに、番組に出演して数十キロの減量に成功したのち、モリスは待望の赤ちゃんに恵まれました!2010年5月1日、娘のアローナを出産します。その後、さらに2人の子供を出産したそうです!

10年間で初めてパンツを買いに行ったニッキー・ウェブスター

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TLC; Nikki Webster/Facebook
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『My 600-lb Life(私の270キロ生活)』の「あの人は今」の彼女のエピソードでは、一緒に笑顔になってしまった人も多いのではないでしょうか?人生を変える同番組に出演しドクター・ナウの介入を受けたのち、ウェブスターは204キロの減量に成功しました!

現在、人生を謳歌しているウェブスター。10年間で初めてパンツを買いに行くことができたそうです。減量前なら実現できるとは夢にも思っていませんでした。さらに、2017年には結婚。ソーシャルメディアの投稿で次のように話しています。「可能だとは思ってもみなかった幸せを感じているわ」。

ついにおとぎおとぎ話のようなエンディングを迎えたジョー・ウェクスラー

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TLC; Joe Wexler/Facebook
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シーズン3への出演中に362キロを記録していたジョー・ウェクスラー。かなりの長期戦ではあったものの、ドクター・ナウ、運動、ダイエット、忍耐のお陰で、226キロの減量に成功しました。彼にとって重要なマイルストーンとなったといえるでしょう。

現在、ウェクスラーは愛する女性と伴におとぎ話のような生活を送っています。「あの人は今」のエピソードでは、娘を持つサラという女性に出会ったことを明かしました。真剣交際に発展し、2016年には2人はゴールイン!家族とおとぎ話のような生活を同時に手にすることができたのです。

自信を取り戻したゼイリン・ホイットワース

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TLC; Zsalynn/Facebook
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番組出演時のゼイリン・ホイットワースは、複数の精神的な問題を抱えていることを明かしていました。原因は、応援をしてくれなかった夫との離婚後の鬱と孤独。しかし、感情に流されることにはもううんざりしてしていたため、ライフスタイルを変える準備はできていました。そこで初めに行ったのが皮膚除去手術です。

そこからは、トントン拍子に物事が進んでいきました。アクティブになってたくさんの人に出会うという約束と自分としたホイットワースは自信を取り戻していきます。彼女のソーシャルメディアアカウントを見て見ると、美しく大変身した彼女の姿を見ることができます。

コンサートや冒険を楽しむブリタニー・ファルファー

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TLC; Brittani Fulfer/Facebook
TLC; Brittani Fulfer/Facebook

ピーク時の体重である274キロの半分以上を減量したブリタニー・ファルファー。彼女のエピソードをご覧になった方は、ファルファーが鬱などのメンタルヘルス問題に悩まされていたことはご存じでしょう。

減量後、冒険に繰り出しお気に入りのバンドであるサード・アイ・ブラインドのライブにも足を運んでいます。人生を思いっきり謳歌中。家族に新しく男の子を迎え、メンタルヘルス問題も改善傾向にあるようです。