ある日、いつもの様に中華料理をテイクアウトした。その日から彼の人生は大きく変わった

ある日、200kgを超えるザックはいつもの様に中華料理のテイクアウトをして、家に帰るまでの間にほとんどを食べ尽くしていた。この悪い習慣は、もはや彼の生活の一部となっており、この日もただの日常の一部にしか過ぎないはずだった。しかし・・

何でもないように見えるこの習慣が彼の人生を一変させたのだ。一度は死に直面した彼が健康を最優先にしたことによって、劇的に変化した人生を手に入れる。彼がどのように変わったのか、ぜひこの物語を読み進めてみよう。

現実から目を背ける

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彼も決して200kg超えを目指しているわけではなかった。ザックは2014年1月に体重計を見て驚いた。何年もの間、彼は真実に直面したくなかったので、体重に乗ることを避けていたからだ。彼は病にでもかかった様に太りすぎていて、このままいくと死につながる道をたどっていた。

そんなザックが最終的に体重計に乗ることを決意したのは、2014年の元旦に病院を訪れていたからだった。その病院の診察では、ザック、彼の妻、そして彼の幼い息子が最も恐れていた結果が提示された。もし、このまま彼の生活スタイルを変えなければ、彼がこの先突然亡くなってしまうのは避けられないという様な深刻な状況だったのだ。

悪い習慣を断ち切る

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ザックの説明によると、彼はただ単に「太った怠け者」だった。何か大きな体重増加があったわけではなく、むしろ、体重はゆっくりと徐々に増えていった。それは、彼が10代だったときに、自分だけで食事をするようになった時から始まり、その食生活のほとんどがパッケージされた加工食品を食べていたのだ。

時間が経つにつれて、彼はこの悪い食習慣を更に悪化させる様になり、喫煙や過度の飲酒などの不健康要素が更に追加された。これらすべての要因が彼の体重増加に加担する結果となったのだ。

奥さんは彼を変えようとした

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ザックが妻のアンバーと出会ったのは、彼がすでに不健康なライフスタイルを送っていた時だった。しかし、彼のライフスタイルが二人の関係の障害にはならなかった。アンバーは、外見だけで彼を判断したのではなく、彼の親切で優しいところに惹かれたのだ。

アンバーは、夫がより良いライフスタイルを送ることができる様に励まし、二人は一緒に自分たちの人生を築いていった。それは、将来子供を持とうとすることも含まれていた。

アンバーの妊娠は事態を悪化させた

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ザックの不健康な生活は続いていたが、アンバーが妊娠したことでその事態はさらに悪化した。彼は「彼女は、お腹の子のために2人分食べていて、私は3人分食べていた」と言っている。

最初の妊娠中は、ただでさえ母体に何が起こるかわからないが、ザック自身もこの時の自分の悪い習慣がコントロールできなくなるとは思っていなかった。この時に気づいていたら、最悪の結果を招くことはなかったのかもしれない。

健康問題は一つだけではなかった

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体重が200kgを超えてくると、健康上の問題が出てくるのは避けられない。ザックの場合は高血圧と2型糖尿病に悩まされるのは日常茶飯事だった。また、睡眠時無呼吸症候群にも苦しみ、正しい位置で寝なかった場合、彼はほとんど呼吸することができていなかった。これらすべての要因が彼の脳卒中で死ぬ可能性をほぼ避けられない道に追い込んだ。

アンバーでさえ、その時は、ある朝目が覚めたら彼はもう息をしていないのではないかと心配していたと言っている。

死に行っている様な状況だった

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子供が生まれてからの最初の数年間は、どのカップルも旋風のようなものだと言う。ザックとアンバーも、当然のことながら親になったことで忙しく、ザックがどれほど不健康になっているかなんてほとんど気づかなかった。息子が生まれて数年後の2013年12月、ザックはソファに座って息子に本を読み聞かせていた時、自分がもうすぐ死ぬかもしれないと思ったと言う。

その瞬間、彼は自分が変わりたいならば、自分の人生を完全に改革しなければならないことを知っていたが、一体どこから手をつけたらいいのか見当もつかなかった。

早い段階で警告の兆候があった

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ザックは、危険な道を歩んでいることに気づかずに生きていたわけではなかった。彼によると、 “すべての時間” と医療費に彼のほとんどを費やしていた。

太りすぎていることからの精神的にもストレスがたまりやすく、 何をするにも億劫になっていた。また、息切れや動悸などの症状も当たり前だった。しかし、息子が生まれた今、ザックは簡単に死ぬわけにもいかなかったのだ。

テイクアウトの悪い習慣が彼の全てを変えた

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ザックは長い間、彼のある悪い習慣を変えなければならないことを知っていたが、病院に行って事実ときちんと直面するまで、そのことには目を背けていたのだ。ある日、彼はお気に入りの地元のレストランからいつも通り中華料理のテイクアウトを家族分していた。彼自身は決まってオレンジチキンを注文し、「家に着くまでに料理のほとんどをつまみながら食べて帰るのが好きだった」と言った。

残りは家に持ち帰り、家族と分け合ったが、数時間後、なんと彼だけが食中毒になっていたのだ。

8日間の食中毒が彼を変えた

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ザックの食中毒は、不運にもオレンジチキンからきたものだった。ただ、その食中毒はザックの健康状態により、普通の人より重症化してしまった。彼は結局、8日間連続して吐き、入院までしなければならなかったのだ!医者は24時間体制でザックを監視しなければならなかった。彼の様な体重の男性が生き残るために、十分な水分を定期的に摂っているかきちんと把握するためだ。

この8日間の食中毒は、本当に恐ろしいものだったが、実はこの事件により彼の体重は初めて減少したのだ。これは、彼へ希望を生み出した。

おそらくそれがサインだった

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悪魔に取り憑かれたような8日間は、ひどい経験だったかもしれないが、ザックは結果的にその経験が彼の人生に必要なことだったと感じたと言う。ザックは、中華料理店での食中毒の経験で生死を彷徨うほど、苦い経験をした。それが彼の健康状態の悪さを身を持って感じることになったのだ。

病院での最後の数日、ザックは全ての数値が正しい方向に向かっているのを見て、これは生まれ変わるべきだと考えた。

人生を変える最初の日

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退院後、ザックは人生を好転させたいなら今しかないと決心した。食中毒の影響で、彼は20kg近くも痩せてしまった。彼は体重を減らし続けるために何ができるかを医師に尋ね、医師は胃バイパス手術を検討することを提案した。

しかし、ザックが手術を受けることを検討する前に、自分自身でまずは健康になることを始める必要があった。

ゆっくりと、でも着実に食事を変更

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ザックが退院した時に実行した最初の小さな取り組みは、赤身の肉を食べるのをやめるということだった。彼はチキンと魚だけを食べることを約束したのだ。そして、これを機に彼の悪い習慣を全てやめることにしたのだ。

退院してわずか数日で、ザックは赤身の肉、喫煙、炭酸飲料、砂糖を全て食事から断つことを決意したのだ。その前のザックは1日に2リットルのソーダを飲み、3パックのタバコを吸っていたという。

食事に何が含まれているかを知る

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ザックは、家族が冷凍庫に入れていた加工食品の箱を手に取り、生まれて初めて原材料を見た。彼は10代の頃から食べていた食品にどんな成分が入っているのか知りたいと思うようになったのだ。

ザックとアンバーはこれからの食事は “自然からできたものでなければならない “と決めた。原材料を知ることによって、自分たちの体に何を摂り入れているのか正確に知ることができた。

家での食生活も全て変更

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ザックを助けるためにしたもう一つの小さな変化は、家庭内のすべてを最小限に抑えることだった。家で使用する”皿、カップ、ボウル、銀食器 “を小さなサイズのものに変えた。こうすることによって視覚的に実際に消費する分量が見えるからだ。

1960年代以降の研究によると、お皿のサイズが大きくなるにつれて食べる量も増加する傾向があると証明されている。つまり、小さなお皿で食べ物を食べることは、必然的に食べる量も少なくなると言うことだ。

液体ダイエットで手術に備える

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砂糖、炭酸飲料水、喫煙、赤身の肉を断つことは、確かに彼の厄介な生活習慣を変えるのに役立っていたが、まだ目標の体重にはなっていなかった。手術のために麻酔をかけるには、一定の体重に達する必要があったのだ。

そこでザックは、液体のみのダイエットに乗り出し、最終的に目標体重まで落とすことに成功した。2014年5月14日までに、彼の体重は170kgまでになった。しかし、手術の為に次に何が起こるのか、彼でさえもまだ心の準備ができていなかった。

複雑な手術

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平均的な胃バイパス手術には、約2時間半かかる。しかし、彼の体重と他の合併症のために、ザックの手術は7時間以上かかった。

胃バイパス手術は、基本的に胃を2つの部分に切断する。小さい方の「上部」の部分は、食べ物や体重減少の問題に悩んでいる人を助ける為に、必要な食べ物の量だけ保持する様になっている。

小さな一歩が彼を前進させる

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ザックが減量する前は、毎日の仕事の中でも最も困難なことは、起き上がって歩くことだった。胃バイパス手術の翌日、ザックは42歩も歩いた。彼は余分な体重を落とすための方法として、彼は歩くことを選択したのだ。

体重の増加が極端に激しい彼は、本格的な筋トレや走り込みなどの前に、少しずつでも前へ前へと歩いて基礎的な体力と筋力をつけることが重要なのだ。この方法は、地道に見えるかもしれないが、ザックにとっては、小さいが確実な一歩だった。

健康への道を着実に歩く

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ザックはランニングシューズと、体重を支える足の痛みを和らげるためのジェルをいくつか購入し、ウォーキングを始めた。最初は、1日に数百歩歩くことに成功した。そして、ゆっくりと徐々に10,000歩を歩くことに成功したのだ。

この運動は大したことないように思えるかもしれないが、ザックにとっては充実感があった。10,000歩の目標を持つことはとても大切で、深夜に “余分に300〜400歩の歩数を得るために廊下を行ったり来たりすることがあった “といった。

ライフスタイルに合わせて食生活を変える

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ザックは食生活もかなり大きく変えていたが、運動を取り入れることができるようになった今、さらに一歩踏み込んだダイエットをする必要があった。ザックの家では、余分な脂肪を落とすために、低炭水化物、高タンパクの食事療法も行った。

平均的なザックの一日は、1-2個のポーチドエッグ、新鮮な果物、鶏肉、魚、そしてカッテージチーズをおやつに食べるようになった。彼の手術後に始めた食事療法は、実際に今でも続いている。

その努力は数字になって表れた

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新しいダイエットと新しい運動のおかげで、ザックは驚くべき速さで体重を落とし始めた。ピーク時には、月に10kgほど減量していた。2014年5月14日(手術を受けた日)から2015年7月までの間に、ザックは約合計で110kgを失った。

ウエストはサイズ177cmから81cmになった。その上、血圧も下がり、もはや糖尿病とは思えない健康状態になっていた。

体重は減ったが自信はなかなか取り戻せない

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ザックは減量に成功し、人生を変えようとしていたが、予期せぬ挫折に遭遇した。それはすべての体重を失ったことで、腕、胃、背中、胸に10kg余りの皮膚が残っていた。

痩せた皮膚は服の下に隠すことはできたものの、それが常に過去の人生を思い起こさせ、彼を悩ませ自信を失わせた。だからこそ、彼は矯正手術のために再び手術を受けることにしたのだ。

ついに理想の体を手に入れた

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2016年、ザックがテレビ番組『ザ・ドクターズ』に出演することに同意したのは、皮膚の除去手術を無料で行うことを番組側が申し出た後だった。彼は胸の縮小、筋肉の修復、おなかの皮膚、お尻のリフト、ヘルニアの修復を含む5つの同時手術を受けた。

手術には2,400針の縫合が必要でしたが、一日の終わりにはザックはスリムな63kgの体になり、最終的には彼が理想としていた体と自信を取り戻すことができたのだった。

ただ嫌がらせが続いた

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信じられないかもしれないが、ザックは体重を減らし始めたタイミングで、人の見た目を馬鹿にしたり批判したりするボディシェイミングや、インターネット上での中傷が増えたと言う。彼がSNS上で自分のこの経験を共有し始めたときから継続的に嫌がらせを受けていたと様だ。

その結果、彼は深刻なうつ病になり、ほぼ寝たきりの状態になり、「また200kg近く太ったような気がする」と感じていた。そしてとある時点から、いじめとうつ状態が更にひどくなり、ソーシャルメディアのアカウントをすべて削除し、運動もやめた。

時間と共にコミュニティは変化していった

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『ドクターズ』への出演後、何千人もの新しいファンが彼のソーシャルメディアに殺到し、悪口ではなく応援のメッセージが殺到したとザックは言う。ファンの登場は彼を「謙虚にさせた」ままにし、彼がどれだけの人にインスピレーションを与えられるかを実感させた様だ。

今、ザックは他の人を鼓舞しやる気を起こさせ、さらにはアドバイスさえも与える為に、彼のInstagramのフォロワーに発信を続けている。ザックは、自分自身が葛藤を経験したからこそ、今は他の人を助けたいと思っているという。

妻はいつでも彼の味方だった

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ザックが信じられないほどの減量を成功させることができた唯一の方法は、妻のアンバーが彼のすべてのステップをサポートしていたからだと言う。彼は「彼女のサポートがなければ、乗り越えるのが非常に困難な時もあっただろう」と語っている。

彼女はザックと同じような健康的なライフスタイルを約束し、彼と一緒に料理をしたり、一緒に歩いたりして、支えたのだ。二人とも「良い時も悪い時も、病気の時も健康の時も」という誓いを守ったことを誇りに思っている。

息子のために全てを行った

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ザックのモチベーションを維持するもう一つの原動力は、息子の存在だ。息子に本を読み聞かせているうちに、自分が変わらなければならないと気づいたそうだ。それ以来、ザックは息子と一緒に活動できることを楽しみにしており、息子の成長をそばで見守ることができるのを嬉しく思っている。

2017年、ザックとアンバーは息子が自閉症と診断されたことを知った。これは予想外のことだったが、ザックは決して未来を恐れていない。そして、健康になってよかったと心から思っている。

今でも毎日のウォーキングは欠かせない

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38歳にして68kgになったザックは、減量を始めた時と同じように健康的なライフスタイルを今も続けている。彼は今でも毎日ウォーキングを続けており、歩数は平均して10,000歩を超えている。また5キロのレースも完走した。

その他にも、家の中のテレビを全て捨てて、座っているだけではいけないようにしたそう。また、家族全員の食事に健康的な食べ物を取り入れるようにしているので、体に負担がかからないようにもしている。

過去を思い出すきっかけはどこにでもある

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ザックにとって今でも最も困難なことの一つは、過去の亡霊があちこちに見えることだ。彼の体重のおかげで、ザックのベッドもソファも全て壊れてしまった。彼の車でさえも破損してしまっていた。

彼が残した物理的な「影」を消すのは難しかったが、それは今の状態は違うということを改めて思い出させてくれる。ザックは過去の亡霊を「二度と戻ってはいけないもの」として見ているが、それは彼を引き留めるものではない。

欲求との戦い

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140kg近く軽くなったとはいえ、健康的であるとは思えない日もあるとザックは言う。「鏡に映る自分の姿」が日によって変わる様な気がするとも言う。長い間、彼は自分がまだ別の体で生きているだけで、肥満だと感じていた。

また、健康的な食事の選択に関しても実は色々と苦労してきた。彼は厳格な食事療法を維持しながら、ちょっとしたジャンクフード(特にタコス)を食べたくなる欲求と戦っている。彼は、これを自分の意志が弱くなっただけではなく、少しの自信が彼をこの様な思いにさせるのではないかと語っている。

変わるには上にいくしかない

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ザックが人生を変えるために減量を始めてから4年以上が経った。まだ葛藤はあるものの、これ以上幸せになことはないと言う。普通に歩いたり、仕事をしたり、食事をしたり、自由に生活できるようになったことでさえも、人生を良い方向に変えたと実感できるのだ。

肉体的な変化が終わった今、ザックとアンバーの主な焦点は、精神的な健康を維持することだ。ザックが創り出した新しい人生は本当に感動的で、たった一つの小さなサインがいかにあなたの人生を救うことができるかを証明してくれる。