初めて付き合った彼女から告げられた、厳し過ぎる食事制限とは

どんな人でも初めての恋人ができると盲目になり、普通ではないと思っていても、相手の言ったことに従ってしまうことはあるだろう。しかし、その制限やルールがエスカレートすると、あなた自身の人生を後悔しかねません。この話は、nasan_mainichiさんの投稿を基に、とある男性が初めて付き合った彼女にとんでもない食事制限を言い渡され、危うく我を失いそうになった話である。

あなたの周りにもそんな人がいないか今一度考えて欲しい。

始まった楽しい大学生活

The University of Tsukuba is at the foot of sacred Mt...
Photo Credit : John S. Lander/LightRocket / Getty Images
Photo Credit : John S. Lander/LightRocket / Getty Images

大学に入学したばかりのトモ君は、多くの学生がキャンパスライフを楽しむ中、どうにかして彼女を作ろうと必死になっていた。しかし、そんなトモ君の努力も虚しく、毎日勉強に追われ、忙しい日々が過ぎていった。

そのうち、サークルやアルバイトを始めたことで、彼女がいなくても大学生活は存分に謳歌出来ることに気付き、楽しい大学生活を仲間と一緒に送っていたのだ。しかし、大学で出会った彼女と付き合ったことで、まさかあんなことが起こるとは思ってもいなかった。

ADVERTISEMENT

授業についていくのに必死

ADVERTISEMENT
Japanese Students in Tokyo, Japan
Photo Credit :Getty Images
Photo Credit :Getty Images
ADVERTISEMENT

その日も、なんとかついていくのに必死な授業の講義を一人で黙々とうけていた。しかし、ある部分がどうしても聞き取れず、うろたえていた。周りを見回したが、サークルの仲間などは見当たらなかった。

ADVERTISEMENT

大学で授業を受けたことがある人なら想像がつくだろうが、大教室で教授に質問するのはかなりの勇気がいる。しかし、もう少しでテストが近いのもあり、その大事な部分を見過ごしたままにするわけにはいかなかったのだ。

ADVERTISEMENT

始まりは、まるでオレンジデイズのように

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
JAPAN-WEATHER-LIFESTYLE
Photo Credit : CHARLY TRIBALLEAU/AFP / Getty Images
Photo Credit : CHARLY TRIBALLEAU/AFP / Getty Images
ADVERTISEMENT

大学生活で恋人が出来ると、キャンパスを一緒に歩いたり、学食で一緒にお昼休憩を取ったりと多くの夢やロマンが広がるのは間違いない。しかし、それと同時に授業やアルバイト、サークルなどが忙しく、そんな余裕がなくなってしまうのも事実だ。

ADVERTISEMENT

トモ君は、決してその日はそんな出会いを求めていたわけではなかった。ただ出会いは突然やってきたのだ。授業でたまたま隣に座っていた女の子に、その聞き逃してしまったところを聞いた。

ADVERTISEMENT

距離が縮まる

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Japanese Students in Tokyo, Japan
Photo Credit :Getty Images
Photo Credit :Getty Images
ADVERTISEMENT

そこで話したことがきっかけで、他にも何個か同じ授業を取っていたことがわかり、自然と話す仲になった。そこから連絡先を交換して、大学のこと以外でもプライベートで連絡をとるようになっていた。

ADVERTISEMENT

大学に入学してからすぐだったら、想像もできないような、本当に理想の出会いだった。毎日連絡を取り合ったり、良く顔を合わせるようになって、トモ君は彼女のことがとても気になる存在になっていたのだ。そう、彼女の本当の性格を知らずに・・

ADVERTISEMENT

ついに告白

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Cherry blossom in Japan
Photo Credit :Getty Images
Photo Credit :Getty Images
ADVERTISEMENT

そこからトモ君は、一気に彼女との距離を縮め、ついにその彼女に告白した。トモ君にとって、それは初めての告白だった。トモ君の告白を聞いた彼女は、どこか照れ臭そうだった。そして、少し考えてから俯いた。

ADVERTISEMENT

トモ君は返事を待っている間もドキドキが止まらなかったが、彼女から返ってきた言葉に一気に笑みがこぼれた。その女の子もトモ君のことが好きだったので、「よろしくお願いします」と答えたのだ。

ADVERTISEMENT

大学生のデートって?

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
People eat
Photo Credit : KAZUHIRO NOGI/AFP / Getty Images
Photo Credit : KAZUHIRO NOGI/AFP / Getty Images
ADVERTISEMENT

そこから二人は付き合うようになった。初めての彼女に緊張しっぱなしだったトモ君だが、とても大切な時間をその子と過ごした。ここで皆さんにお聞きしたいが、大学生のデートと言ったら、どんな場所を思い浮かべるだろうか?

ADVERTISEMENT

もちろん学生なのだから、お金なんてそんなにたくさんない。多くの人がファストフード店やチェーン店で済ませることだろう。トモ君も付き合う前から、その彼女とお互いの食の好みについては話し合っていたが、特に違和感を感じることもなかった。

ADVERTISEMENT

大学生男子の食生活事情

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Abbott Square Market
Photo Credit :Randy Vazquez/MediaNews Group/The Mercury News / Getty Images
Photo Credit :Randy Vazquez/MediaNews Group/The Mercury News / Getty Images
ADVERTISEMENT

アルバイトをしながら一人暮らしをしていたトモ君は、食事も簡単に安く済ませることが多かった。そのことも、彼女にはメールなどで伝えたりしていた。

ADVERTISEMENT

その時の彼女の反応は、「私も一緒に食べたかったな。」「今度、一緒に行ってみよう!」などとポジティブなものばかりだった。だからこそ、この時の彼女があそこまで豹変するとは、トモ君が知る由もなかったのだ。

ADVERTISEMENT

バイトで忙しい

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Bamboo Sushi
Photo Credit : Smith Collection/Gado/Getty Images
Photo Credit : Smith Collection/Gado/Getty Images
ADVERTISEMENT

ただ、食事について会話はしていたものの、付き合う前に二人で食事にいくことはなかった。これが今考えれば大きな間違いだったのかもしれない。もし、一回でも彼女と食事デートに行っていれば、価値観の大きな違いに気付くことができたのかもしれない。

ADVERTISEMENT

しかし、トモ君は飲食店でのアルバイトがとても忙しく、なかなかデートの時間を割くことができないでいた。しかし、彼女と一緒に美味しいものを食べに行きたい一心で一生懸命働いた。そして、そんな彼の姿を彼女もとても応援していたのだ。

ADVERTISEMENT

だんだんと本性が明らかに

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
A homeless man sleeps on a bridge in the Dotonbori business...
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket /Getty Images
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket /Getty Images
ADVERTISEMENT

彼女は、付き合う前も後もまるで友達みたいな感覚で一緒に楽しめる人だった。トモ君自身も彼女と一緒にいてとても楽しかったし、いろんなところにデートにも行った。素敵な彼女と過ごす大学生活は、本当に幸せだった。

ADVERTISEMENT

その日もいつものようにバイトを終えて帰ってきたトモ君は、疲れ果て家の中にあったもので適当にご飯を食べて過ごしていた。ただただお腹の空いていたトモ君は、特に何も考えもせずに過ごしていたのだ。

ADVERTISEMENT

何を食べたの?

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
In this photo illustration the logo of Japanese free...
Photo Credit : James Matsumoto/SOPA Images/LightRocket /Getty Images
Photo Credit : James Matsumoto/SOPA Images/LightRocket /Getty Images
ADVERTISEMENT

バイトから疲れて一人でくつろいでいると、彼女から一件のメールが入った。そこには、「バイトお疲れ様!夕飯何食べてる?」と労いの言葉と共に届いた質問だった。その時のトモ君は、特に何も気になどせず、こう返信した。

ADVERTISEMENT

「今日はバイトでくたくただったから、家に買い置きしていたカップラーメンで簡単に済ませたよ!もうお腹いっぱいだよー。」そして、そのメールに対しての彼女の返信は、目を疑うものだった。

ADVERTISEMENT

カップラーメンに救われること

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Various Master Kong instant noodles are sold in a...
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket / Getty Images
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket / Getty Images
ADVERTISEMENT

どんなに普段食事に気を遣っている人だって、疲れてどうしようもない時は、カップラーメンで簡単に済ませることなんて人生でいくらでもあるだろう。ましてや、大学生の男の子の一人暮らしであれば、決して珍しいことなんかではないだろう。

ADVERTISEMENT

しかし、彼女の返信はこうだった。「は?カップラーメン?そんなの夜ご飯じゃない。今すぐにやめて」その口調は今までの彼女からは想像できないような言い方だった。トモ君は、突然のことにびっくりした。

ADVERTISEMENT

「自炊して」

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Japanese Vertical Farm Company Grows Food of the Future
Photo Credit : Jonas Gratzer/LightRocket /Getty Images
Photo Credit : Jonas Gratzer/LightRocket /Getty Images
ADVERTISEMENT

トモ君は理解ができなかったので、彼女に聞くことにした。「カップラーメン美味しいよ。ダメ?」しかし、彼女はメールのトーンを一切変えずに「絶対にダメ!コンビニのお弁当も体に悪いから絶対にやめて!」そして、次の言葉を言い放った。

ADVERTISEMENT

「自炊して。」確かに、コンビニ弁当やレトルトなどは簡単だが、決して栄養が摂れているとは言い難い。しかし、バイトで疲れて帰ってきて、一人暮らしをするトモ君には、かなりきつい要望だった。バイトを辞めれば良いという簡単な話でもなかった・・

ADVERTISEMENT

生活費や学費を全て自分で賄っていた

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
One of Tan Passakornnatee's - Founder and CEO of Ichitan, a...
Photo Credit : Peter Charlesworth/LightRocket/Getty Images
Photo Credit : Peter Charlesworth/LightRocket/Getty Images
ADVERTISEMENT

彼が一生懸命バイトに励むのには理由があった。それは、自分の生活費やその他の費用をアルバイトで賄っていたからだ。学業はもちろん優先だが、彼の中でバイトに時間を費やすのは、仕方のないことだった。

ADVERTISEMENT

しかし、自分の健康を気にかけてくれている彼女の要望に答えないわけにもいかなかった。トモ君は、彼女のそんな優しさに益々惚れていったのだ。だからこそ、彼女の要望に必死に答えることにしたのだ。

ADVERTISEMENT

合い挽き肉禁止

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Tons of 'Fake Steaks' Distributed
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket /Getty Images
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket /Getty Images
ADVERTISEMENT

自炊をがんばるトモ君に、次に科されたのはなんと、合い挽き肉禁止のルールだった。その理由もよくわからないものだが、おそらくスーパーなどで挽いた肉は、何が入っているのか定かではないことを言いたかったのだろう。

ADVERTISEMENT

しかし、合い挽き肉は料理を作る上でとても便利なアイテムだ。値段も手頃で簡単に調理ができるなど、良い点がたくさんある。しかし、そんなこと彼女の前ではなんの意味もなさないのであった。

ADVERTISEMENT

食材は高級スーパー以外購入禁止

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Yen banknotes in a wallet. In the early march, Japan's core...
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket/Getty Images
Photo Credit : Zhang Peng/LightRocket/Getty Images
ADVERTISEMENT

トモ君にはバイトをしている理由があった。それは何も彼女とのデート代のためだけではない。彼には生活がかかっていた。しかし、もちろん全ての食事をスーパーで自炊するとなると、プロの主婦でもない限り、一食一食の値段がかかってしまう。

ADVERTISEMENT

それも、食材を買うスーパーのブランドにも指定があった。普通の安売りをするような近所のスーパーではダメで、彼女の指定する高級スーパーのみでの買い物が許されていた。お金はどんどん飛んでいく・・・

ADVERTISEMENT

ファミレス・コンビニ禁止

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
NEC Corp of Japan Opens Cashier-less Convenience Store
Photo Credit : Tomohiro Ohsumi/Getty Images
Photo Credit : Tomohiro Ohsumi/Getty Images
ADVERTISEMENT

コンビニでお弁当を買うこともインスタント商品も買うことも許されなくなった彼に、彼女は、コンビニにもファミレスにもいくことを禁止した。「もし、外食でお肉を食べたくなったら、〇〇のレストランしかいっちゃダメだよ!」と彼女は笑顔で言った。

ADVERTISEMENT

そのお店は、決して学生が簡単に行けるような場所ではない高級店だった。自分のバイトで代でカツカツの生活にそんな余裕はなかった。もちろん、デート代は全てトモ君持ちだった。

ADVERTISEMENT

夜9時以降の食事禁止

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Japan Eases Lockdown As Coronavirus Cases Continue To Rise
Photo Credit : Yuichi Yamazaki/Getty Images
Photo Credit : Yuichi Yamazaki/Getty Images
ADVERTISEMENT

彼女とのデートの他に、もちろん友達と飲みにいくことだってたまにあった。ましてや、サークルにも入っていたトモ君には、そのような場が癒しや活力となっていた。

ADVERTISEMENT

しかし、彼女は夜9時以降の外食は全て禁止という、大学生には到底不可能なルールを叩きつけたのだ。友達との時間を制限されながらもこのルールには、まだ頑張って耐えていた。がついにトモ君も限界を迎えた。

ADVERTISEMENT

一生懸命がんばるが・・

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
JAPAN-LIFESTYLE
Photo Credit : CHARLY TRIBALLEAU/AFP / Getty Images
Photo Credit : CHARLY TRIBALLEAU/AFP / Getty Images
ADVERTISEMENT

エスカレートする規定にさすがに限界を迎えたトモ君は、ついに彼女にきちんと伝えることにした。自分だけの常識や考え方を自分に押し付けないで欲しいと。彼女は、多くの要望を押し付けすぎたととても反省している様子だった。

ADVERTISEMENT

しかし、すぐさま次に家にあるものを見て彼女は大激怒し、トモ君もついに何も言えなくなった。それは彼女に注意されてから、トモ君は一生懸命自炊をがんばるようになった。どんなに疲れていても、きちんと自分の作った料理を食べるようにしていた。しかし、もちろん毎回作るわけにも行かないので、作り置きなどの工夫もしていた。そこに問題があったのだ。

ADVERTISEMENT

電子レンジ禁止

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
Donna Currie was at Longmont home with her pressure cookers preparing a corned beef.
Photo Credit : Cyrus McCrimmon/The Denver Post /Getty Images
Photo Credit : Cyrus McCrimmon/The Denver Post /Getty Images
ADVERTISEMENT

話し合いをしながら反省していた様子の彼女だったが、作り置きのおかずを家の電子レンジで温めて食べようとしたら、「電子レンジなんて使って良いわけないでしょーが!!!!」と激怒した。

ADVERTISEMENT

この言葉に流石のトモ君も、もう何も言い返す気も、話し合う気も起きてこなかった。そして、その場で「別れよう。」と告げたのだった。

ADVERTISEMENT

あっけない終わり

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
JAPAN-LIFESTYLE
Photo Credit : CHARLY TRIBALLEAU/AFP /Getty Images
Photo Credit : CHARLY TRIBALLEAU/AFP /Getty Images
ADVERTISEMENT

その言葉を聞いた彼女は、「あっそ」の一言だけで特に反論もなく、トモ君の家を後にした。なんだかんだで一年くらいは付き合っていたので、少し寂しい気もしたが、呆気ない終わりに安堵したのも事実だった。

ADVERTISEMENT

この付き合いを通してトモ君は、自分の考えや常識を相手に押し付けず話し合いながら寄り添っていくことの大切さを学んだという。あなたの周りにもこんな人がいたらぜひ気を付けて欲しい。